YOUTUBEでたまたまこちらの動画が出てきました。
面白そうなタイトルだったので見てみると、釘付けになってしまいました。
タイトルは「クラシック音楽界の残酷な真実」ですが、内容はミュージシャン目指す人あるあるです。
クラシックだけじゃなく、ロックもジャズも完璧に当てはまるので、これからミュージシャン目指す人、特に音大を目指している人にはぜひ見てもらいたいです。
この動画で僕が一番面白かったというか、ニヤリとしてしまったところは、「残酷な真実⑦」(21:53~)です。
ここで中氏は基礎練習の重要性を説いているのですが、『中高生のあなたも、遅くはありません』と言っています。
これ、意味わかりますか?
中高生から基礎とか遅すぎる!でもやらないよりまし
という意味です。
もっと乱暴に言うと、
中高生から基礎とかナメとんのか、ワレ!
ということです(動画ではそうは言っていません)。
中高生で基礎をはじめるなんて遅いというのがクラシックの常識なんです。
エレキギターでは中高生なんて楽器を始めるか始めないかぐらいで、始めていたとしても基礎なんか無視して好き勝手弾いていてもいい時期です。
まあ二十歳すぎたらそろそろ基礎にも目を向けてもいいんじゃない?ぐらいがギターの世界の普通です。
それでも気づきとして早いぐらいです。
現実は20代後半でやっと基礎の重要性に気づきます。
それがクラシックでは、中高生で基礎の重要性に気づくのが『まだ遅くない』といわれます。
クラシックがいかに修羅の世界かが分かる動画ですねえ。
あと、蛇足ですがこの方、論理構成が惚れ惚れするほど明晰ですね。
内容よりもそっちに感心してしまいました。
動画としては長尺ですが、一瞬も厭きず、疑問も持たずに最後まで観られました。
その他、中氏の言っていることは全部納得できるし深くうなずけます。
音大の狭さ、社会とミュージシャンの関わり、留学の意義、ビジネス感覚の重要性などなど、本当に全部大事なことばかりなので、これからミュージシャン目指す人はぜひこの動画を観てください。
あと、蛇足ですがこの方、論理構成が惚れ惚れするほど明晰ですね。
内容よりもそっちに感心してしまいました。
動画としては長尺ですが、一瞬も厭きず、疑問も持たずに最後まで観られました。