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僕はドリームキラーです 

サウンドハウス

ドリームキラーという言葉があるそうです。

あなたが見ている夢に対して否定的なことを言う人をそう呼ぶそうです。

そして、夢を叶えるためにはこのドリームキラーを排除することが重要なんだとか……

 

それを踏まえて、とりあえず最初に言っておきます。

 

僕はドリームキラーです!

 

以下、僕がなんでドリームキラーなのかを解説するので、できればちゃんと読んでください。

 

夢を持つことは素晴らしいことですし、その夢に向かって努力し、進んでいくことはとても有意義なことだと思います。

しかし、夢が夢のまま叶うということはありません。

夢を叶えるためには辛く苦しい現実を乗り越える必要があります。

多くの場合、その現実は綺麗事だけでは乗り越えられません。 

 

例えば、ある少年がミュージシャンになりたいと本気で思ったとしましょう。

恐らく99%の親は反対します。

その親を「ドリームキラー」とレッテル貼りするのは簡単です。

しかし、まだ未成年であれば現実として親の庇護を受けないと生きていけませんし、もちろん夢を叶えるために動くこともできません。

とすれば、夢を叶えるためには親をなんとか説得する必要があります。

「親を説得し、味方につける」というミッションをクリアすることが、夢に対する第一歩だと言っても過言ではないでしょう。

それを「ドリームキラー」とレッテル貼りし、敵視しても何の意味もありません。

もちろん、親を敵視してさっさと家を出て、そこから苦労して夢を掴む人もいますが、現実的にはかなり厳しいでしょう。

また、そうして親と対立することは夢云々よりも承認欲求の問題だったりします。

そうなるともはやドリームキラーがどうのではなく、自己の内面的な問題となってきます。

 

ドリームキラーの記事を読むと、中には「あなたの夢を否定する人は全てドリームキラーだ!」としているものもあります。

確かに、頭ごなしに否定したり、無理だとあしらうのはよくないですが、全ての否定的意見やリアクションを「ドリームキラー」として排除してしまうと、夢を逃してしまう可能性も大いにあります。

夢を掴みたいのなら、有効な批判をしっかりと受とめて成長する必要があります。

また、社会の冷たい反応も冷静に認識する必要があります。

 

ドリームキラーが存在しない世界を想像してみましょう。

全ての人が自分の夢を受け入れ、励まし、応援し、チャンスや資金を惜しみなく差し出してくれる……

そんなもんあるわけがないと子供でもわかるし、仮にそういう人や組織がいたら怖いです。

裏で何をたくらんでいるのかわかりません。

夢を叶える立場のレコード会社が、実はアーティストを徹底的に搾取していたなんて話はいくらでもあります。

そうした現実を教えてくれる人を「ドリームキラー」として排除するとどうなるか……考えてみればわかります。

 

また、人はおだてられるとだいたいダメになります。

自分を褒めて、励ましてくれる味方が、実は自分を一番ダメにしていた真の「ドリームキラー」だったということもよくあります。

 

朝廷の貴族が得意とした権謀術に「位打ち」(くらいうち)というのがあります。

これは、身分の比較的低い者に分不相応の官位を与え、その位に溺れさせ自滅に導くという恐ろしい謀略です。

今回の話でいうと、逆ドリームキラー状態といえるでしょう。

「君ならできるよ」「才能がある」「夢は諦めなければ必ず叶う」「チャンスは誰にでも平等」「努力は裏切らない」「有名な誰々は○○歳からでも成功した」などと毎日のように言われ、ハイになって自分を見失い自滅する……なんてこともないとはいえません。

そのためには、正しい意味でのドリームキラーが必要となります。

 

正しいドリームキラーとは、夢を否定せずに現実を見せる人のことです。

ミュージシャンになりたい、それは結構なことだ、ではその夢を実現するために君にはどういうプランがあるのか?技術は足りているのか、知識は十分か、まだならいつまでに十分になるのか、お金はどうやって稼ぐのか、人脈はあるのか、戦略は持っているのか、業界や世の中の先行きは見通せているのか……

これらは全て、夢を叶えるために必要なことです。

それを現実として受け止め、考えて、実際の行動に移す手助けをするのが正しいドリームキラーです。

夢を現実にするためには、夢を一度殺して現実を見せ、そこから改めて夢を目指すことが必要です。

それを手助けしてくれる人を排除してしまうと、巡り巡って自分で自分の夢を殺していることになります。

そうして最後には、自分の夢を殺すドリームキラーを排除してきた自分自身が一番のドリームキラーだったというオチになります。

そうならないためには、正しいドリームキラー(現実を見せてくれる人)を探し、教えを請うべきでしょう。

僕はもうずっと前からそういった現実を見せる装置として、言い換えれば正しいドリームキラーとして音楽講師をやっています。

 

最後に、蛇足として。

何度か書きましたが、僕は夢を全部叶えてきました。

夢自体が全部小さいものだったので、20代で全部叶いました。

夢が叶ってからずっと夢の後を過ごしていますが、今の方が断然おもろいです。

なぜかというと、現実は夢よりも奇だからです。

現実の様々な出来事を乗り越えて行く方が、夢を追いかけるよりも全然面白いし、やりがいがあります。

ですので、そもそもの問題として夢を持ったり、夢を追う必要は特にないと思っています。

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