2019年末ぐらいから、無性に神棚が作りたくなり、1年間迷いながらあれこれ調べ、2021年頭にようやくお祀りしました。
今は神棚セットがAmazonで購入できるので便利です。
神棚には一般的に天照大御神と氏神様、そして崇敬神をお祀りするというのが決まりになっていますが、僕はその通りにはしていません。
ここが迷ったポイントなんですが、歴史や神道について調べたとき、どうしてもその通りにしないといけないとは思えなかったので。
ということで、うちは崇敬神のみお祀りしています。
神道って自由というか、けっこう適当な宗教なので、僕はこれでいいと思っています。
神棚を設置する場所や方角には一定の決まりがあります。
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東向きか南向き
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自分より高い場所
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清潔で静かな場所
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仏壇と向かい合わせにしない
これは全部クリアできました。
向きは南で若干ずれてますが。
神棚にはお勤めというものがあります。
お供え、掃除、祝詞の奏上です。
これらがちゃんとできないなら神棚は祀らない方がいいと言われています。
僕もできるかどうか心配だったんですが、実際神棚が来たら意外と毎日楽しくできています。
お供えは初水、お酒、米、塩を三方に乗せて毎朝、祝詞はたまに忘れるけどこれもほぼ毎日。
掃除は最初だけ一日と十五日の二回していましたが、意外と汚れないので今は月の最終日のみにして、毎月一日を綺麗に迎えてもらうようにしています。
お供え物は、塩を玄関に、水はベランダにまいて、それ以外は捨てます。
あと細かいことだと、神棚やお供え用の器具を掃除するものは、神棚専用にしています。
細かい作法を挙げればきりがないと思いますが、大事なのは敬意を持って継続できるかどうかでしょう。
以上全て全く苦に感じたことがないので、半年経った今、当たり前の習慣となっています。
神棚といえば健康や商売繁盛、心願成就などの祈願ですが、僕は今のところ一度もお願い事をしていません。
元々神社でも願い事をしない主義だったので、その習慣です。
まあこんだけ毎日ちゃんとお勤めしていたら願いごとをする資格(?)もあると思いますが、別にそういう御利益を求めてお祀りしたわけではないので。
一生もののお願いがあればそのうちお願いしてもいいかなと思っています。
さて、一番気になるところは、神棚を祀って何か変化があるのか?
これが大ありでした。
僕がお祀りしている神様は一般的に物事を先に進める力があるとされていますが、正にその通りで、今取り組んでいること、考えていること、進めているプロジェクトなどが以前とは比べものにならないほどぐんぐん進んでいくようになりました。
それこそ、何十年考えてきたこと、悩んできたことが一夜にして解決したということも何度もありました。
ちょっとした発見や進歩なら毎日のように起こるようになりました。
そうなるとより感謝の念を持って神棚にお勤めできるようになります。
何かが進んで、それに感謝して、また進んで、また感謝して……このサイクルが生まれただけでも神棚を祀ってよかったなと思います。
僕は昔から宗教には興味があり、近年は歳のせいか信仰心が強くなってきていますが、外でなにかしたいとは全く思いません。
どこかの団体に入ったり、セミナーを受けたり、講演を聴きにいったり、修行したりということは一切やってませんし、今後もやるつもりはありません。
後、こういった内容と横浜ギター教室は全く何の関係もありませんのでご安心ください。
生徒さんに壺売ったりしませんからw
個人的に、神棚をつくって本当によかったと思っているので、おすすめします。
ただ、上記したような最低限の作法を守れたらの話です。
まあ僕も作法と言われていることを曲げてるので人のこと言えないかもしれませんが(ただ、知識の裏付けはある)、掃除とかお勤めとかはかなりきっちりやっています。
特にこだわりや考えがなければ、ちゃんと天照大御神の御札(正式には神宮大麻という)も祀ったほうがいいでしょう。
掃除やお勤めを続ける自信がない人は触らぬ神に祟りなしで、なにもしない方がいいでしょう。
神社なんてどこにでもありますしね。