八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

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Focusrite ISA One(マイクプリ)レビュー


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少し前に、給付金や機材整理して結構高く売れたお金などのあまりで人生初のマイクプリを購入しました。

ネットでやたらと評判のいいFocusrite ISA Oneです。

FOCUSRITE ( フォーカスライト ) / ISA One Analogue マイクプリアンプ FOCUSRITE ( フォーカスライト ) / ISA One Analogue マイクプリアンプ

ISA Oneは変にでかくてスイッチが多く、デスクトップとしては使い辛いんですが、なんかメカっぽくって格好いいです。

<img src=”focusriteisaone.jpg” alt=”マイクプリアンプFocusrite ISA one”>

アンプラックにちょうど収まってくれました。

<img src=”guitaramp.jpg” alt=”アンプラック”>

ちなみにこのラックは北島株式会社製。

詳しくはこちら。

k-yahata.hatenablog.com

 

 

ギターはDI兼マイクプリとして使うらしい。

最初は分からなかったんですが、ギターを録るときはDI兼マイクプリとして使うようです。

ギターから直接「DI」チャンネルにつなぎ、「Amp」からアンプへ一度出す。

と同時にマイクを「Mic」チャンネルにつなぎ(裏面)、オーディオインターフェイスに出力。

DIの音とマイクの音が混ざって出力されているみたいですね。

もちろんマイクだけでも使えます。 

 

このマイクプリはゲインだけ見てもかなり親切設計です。

まず0~30、(スイッチを入れて)30~60の二種類。

こちらは0、10、20、30、(スイッチを入れて)30、40、50、60まで上げられます。

ただし目盛りが固定されているので、中間(例えば35とか)は出せません。

その場合は横のTrimで調節できます。

こちらは+20までの間で細かく設定できます。

例えばGainを30にしてもうちょっと欲しいけど40は大きすぎるなってときはTrimで+4とか6とか足せます。

意外とこれが使いやすくて重宝します。

 

他にもいろんな機能がついてますが、正直あんまりわかりませんでした。

インピーダンスを変えてもそんなに劇的には変化しません。

YAMAHA NS-10Mでも分からなかったので、たぶんそんなに違わないのではないかと思います。

いいマイク使ったら違いが出るのかも…

 

よくマイクプリに対して言われる「通しただけで音がよくなる」ってのは特に感じられませんでした。

ただ、アンプの音をめいっぱい小さくしてマイクから拾い、マイクプリのゲインをめっちゃ上げると太くて暖かい音がしました。

録音している最中はなんともみすぼらしい光景ですが、録った音を聴くとめちゃくちゃいいという変な結果になりました。

やり方がおかしいのかな??

 

あと、マイクプリのゲインを上げまくると昔のジャズの音源みたいに「サー」というノイズが乗ってきて、いい感じになります。

 

僕のヴィンテージGIBSON ES-330は普通に弾くと全然グラント・グリーンの音にならないのでちょっとだけがっかりしていたのですが、マイクプリを通すとあの音にかなり近づきました。

ただしめちゃくちゃソフトに弾かないとダメですが。

ソフトピッキングにしてアンプの音量をめいっぱい下げ、コンデンサマイクで集音して最後にマイクプリでめいっぱいゲインを上げると……あの音で録れます!

これが分かっただけでも収穫でした。 

 

これはあんまり当てにしてほしくないんですが、なんとなく、このマイクプリはコンデンサマイクよりダイナミックマイクに向いてる気がします。

アンプの音量をちょっと小さめぐらいにして、ギターはいつも通り弾く、それをダイナミックマイクで録るとまだ全然音量が足りません。

そこでマイクプリでぐわーっとゲインを上げてやるとかなりいい感じになってくれます。

コンデンサマイクでもできますが、そうするとマイクプリでゲインを上げるためには集音する音量をもっと下げないといけないので腕やカンが必要になってきます。

 

まあ僕はレコーディングに関しては素人なので間違っているかもしれませんが。

ただ、ISA Oneはゲインをめっちゃ上げていい音になるというのは間違いないと思います。

通しただけで云々というのはたぶん10万クラス以上のマイクプリでしょう。

 

私見ですが、それほどではないというのが使ってみた感想です。

正直、いらん機能ばっかだし、通しただけで云々ってのもほとんどないし、値段なりという印象です。

この様々な機能を使いこなせる人にはありがたい機材なんでしょうが、純粋に音を求めるならもう少し頑張って10万円クラスを狙った方がいいと思います。

 

*追記、売りました。

売った理由はこちら。

k-yahata.hatenablog.com