実は、電源ケーブルにも高級品が存在します。
オーディオケーブルならまだ納得できるという人も、さすがに電源は引くでしょう…。
しかしよく考えてみてください。
オーディオ製品は全て電気で動いています。
その電気の供給が滞っていれば、せっかくの製品も真価を発揮できないというのはイメージできるはずです。
同じ人間でも身体が冷えて血流が滞っていればパフォーマンスが落ちるのと同じです。
ですから電気を滞りなく供給できる電源ケーブルが必須なのです。
恐らくケーブルの中でも電源ケーブルが一番分かり辛い変化となるでしょう。
音質が変わるというよりは音圧が変わる感じです。
全体的に一歩前に前進してくるような圧が出ますが、もしかしたら小さな音では感じられないかもしれません。
中には何も変化が感じられなくてがっかりする人もいるかもしれません。
その点はご理解ください。
高級電源ケーブルはプリメインアンプのみならず、PC、オーディオインターフェイスなどにも使えます。
また、オーディオのみならずギターアンプやマイクプリなどの機材にも使えます。
一本買っていろんな機材に使ってみて、どれが一番変化があったかを確かめてみるのもいいでしょう。
個人的にはPCに使うのがおすすめです。
機材によってはケーブルが本体とつながっている場合があるので、一度確認しましょう。
電源ケーブルはおそらく2種類しかありません。
機材側が2芯のものか3芯のものかです(正確な名前はしりません)。
機材側が2芯の場合、ケーブルの一方に2つ穴が空いている端子がついています。
機材側が3芯だと、ケーブルの一方に3つ穴が空いた端子がついています。
一般的なオーディオや楽器機材などは後者です。
なお、高級電源ケーブルの場合、3芯のほとんどはコンセント側にも3つの穴が必要となります。
日本のコンセントは穴2つなので、変換プラグが必要となります。
Wattgate 1m 8800円 2m1万800円
OYAIDE Black Mamba 1.8m 1万7496円
メガネケーブル 2m4300円
OYAIDEはちょっと高いのと個人的に耐久性に疑問があるので、試すならプロケーブルですね。
高級電源ケーブルがあれば、当然高級たこ足配線もあります。
はっきり言いますが、ここまで来るとかなり眉唾ものです。
僕は一応2個持ってますが、正直プラシボ効果以上のものは感じません。ただ、3芯に対応しているから便利なのと、なんか重厚で格好いい、オーディオやってる感じがする! というメリットはあります。
プロケーブル 電源タップ 2m1万3800円
OYAIDE 電源タップ 1万4300円
どっちも使いましたが、耐久性となんとなく音の良さを感じられるという点でプロケーブルをおすすめします。
OYAIDEの電源タップは個人的には疑ってます(ケーブルは好きですが)。