八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

ギター講師八幡謙介がギターや音楽について綴るブログ。

フレットガード(フレットディフェンダー)を使っていると梅雨の湿気でもネックが反らなくなった


八幡謙介ギター教室in横浜

以前このブログでもご紹介したフレットガード(フレットディフェンダー)、

k-yahata.hatenablog.com

梅雨本番になってその真価が発揮された感があるので書いておきます。

結論から言うと、フレットガード(フレットディフェンダー)を使いはじめてからネックへのダメージが全く認められません。

いつもなら梅雨の時期にはネックが動いたり音が明らかにこもったりするのですが、今年は全くその気配がありません。

それどころか、いつもよりいい音がしてるときもあります。

ただ、フレットガード以外はなにもしてないわけでもないので、そちらも書いておきます。

<img src=”guitar.jpg” alt=”フレットガードをつけたギター”>

部屋には除湿器があり、基本今は1日中かけています。

機種はこちら。

k-yahata.hatenablog.com

小ぶりでよく効きます。

これプラス冷房を除湿にし、だいたい湿度50~55%ぐらいをキープするようにします。

僕の部屋だと除湿器を50%にし、クーラーの除湿を28.5度ぐらいにしたらちょうどよくなります。

 

 

さらに、ギターを窓やドアの近くに置かないようにしています。

ギターを窓やドアの近くに置くと、梅雨の時期なんかは湿気を強く受けたり、開け閉めしたときに急激に湿度が変化してその影響ですぐネックが曲がったりします。

一時期フェンジャをドアの近くに置いていて、ネックがしょっちゅう動いてうんざりしていました。

それを部屋の奥に置くようにしたらかなりましになりました。

 

また、チューニングを緩めるときは適当にせず、全ての弦を同じように下げるようにしています。

以前しばらく弾かないギターはチューニングを緩めていたんですが、これを適当にしていたので、各弦のテンションがバラバラとなり、そのせいでネックがねじれた気配があります。

だからチューニングを緩めるときはめんどうでもちゃんと半音下げとか1音下げに合わせましょう。

一応それだけやりつつのフレットガードなので、そこはご理解下さい。 

 

普通の人は外仕事で部屋の湿度管理ができないことの方が多いでしょう。

除湿器かけっぱなしで出かけてもタンクが満水で止まったり、クーラーつけっぱなしももったいないのでできなかったり。

ただ、その場合は特に心配しなくてもいいと思います。

私見ですが、ギターは急激な湿度変化に弱いものだと認識しています。

無人の締め切った部屋なら湿度室温は高くても急激に変化することはないので、そこまでネックへの影響はないでしょう。

帰ってきたときに急激に湿度を下げないようにすれば大丈夫だと思います。