以前からこのブログで、近い将来音楽活動の形態ががらりと変わるだろうと書いてきました。
詳細は下記関連記事参照。
要約すると、
- 5G技術(超低遅延)でネット上でリアルタイムセッションが可能となる
- 音楽活動はリアルからネットへ
てことです。
なんとこれがもうすぐ実現しそうです!
なんと、YAMAHAが既にネットセッションツールを開発していたそうです。
もともとβ版としてNETDUETTOというネットセッションツールを2010年に公開していたそうですが(現在はβ2)、その上位版(?)としてコロナ渦以前から開発を進めていたのがSYNCROOMだそうです。
現時点では5Gとは特に関係なさそうで、通常のネット回線で利用できるものだと思われます。
詳しい機能は上記記事にて。
ちなみに、レイテンシーは30ms程度だとか。
んー、30はまだちょっとなーという気も…
こうしたネットセッションツールはコロナ渦に苦しむミュージシャンにとっては正に渡りに船でしょう。
需要は誰の目にも明らかですし、今後5Gの普及もあいまって開発は加速していくでしょう。
現在レイテンシーもすぐに下がるでしょうね。
また、以前僕が書いたようにオーディエンスも入れられるようになり、投げ銭機能もついてくるでしょう。
ネットセッションツールに救われるミュージシャンは少なくないと思います。
これからミュージシャンやりたい人は、ある意味方向性が決まったと言ってもいいでしょう。
ひとまず6月リリースのSYNCROOMをいち早く取り入れ、使ってみましょう。
また、今後のこの分野の成長に注視していきましょう。
現在Youtubeに上がっているNETDUETTOの動画です。
正直、まだいろいろ難しそうという印象です…
自分にはジャストに聞こえたところが実は遅れていた…ということかな?
こちらが一番スムーズですが、やはりタイム感を探り探りな印象は否めません。
レイテンシーを逆算して弾いている感じがします。
SYNCROOMでどこまでやりやすくなっているんでしょうか?
その辺が気になるミュージシャンも多いでしょう。
改めて、YAMAHAって凄い会社ですね……。
NS-10Mもそうだし、世界中のギタリストをあっと驚かせたTHRシリーズしかり、
近年再評価されているPACIFICA然り。
常に時代の先を行ってる感がハンパないです。