八幡謙介ギター・音楽教室in横浜講師のブログ

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コロナで外出できない今だからこそ読んでおきたい名作文学

外出自粛要請下の今だからこそ文学を

4月7日、政府が緊急事態宣言を行い、全国7都府県で5月6日まで外出自粛要請が出されました。

インドア派の人はどこ吹く風でしょうが、外が好きな人には地獄でしょう。

とはいえしょうがないので、こんなときだからこそ普段読まない文学作品にチャレンジしてみてはどうでしょうか?

それも、重いやつw

ということで、以下僕がおすすめする名作文学をご紹介します。

赤と黒 スタンダール 
赤と黒(上) (新潮文庫)

赤と黒(上) (新潮文庫)

 
赤と黒(下) (新潮文庫)

赤と黒(下) (新潮文庫)

 

1830年刊行、フランス文学の金字塔。

記憶力と美貌が取り柄の虐待サバイバーが女を騙してのし上がっていく話

フランス文学の特徴としては、

 

  1. 巧みな心理描写
  2. 女を不幸にしてもてあそぶ

 

というのがありますが、その辺の走りみたいなもんでしょう(本当の元祖はサドなのでしょうが)。

また、本作の特徴としては主人公がクズというのがあります。

分かりやすく言うと「Death Note」の矢神月です。

「赤と黒」の主人公ジュリアン・ソレルは卓越した記憶力と美貌を武器にして、女を欺き、貴族に取り入って出世しようとします。

その様子がいちいちクズで、なんか奇妙な共感を覚えます。

刊行当時は全く受けなかったそうですが、現代に読むと不思議な光を放つ傑作。

「個人的な体験」 大江健三郎
個人的な体験 (新潮文庫)

個人的な体験 (新潮文庫)

  • 作者:大江 健三郎
  • 発売日: 1981/02/27
  • メディア: ペーパーバック
 

1964年刊行。

障害を持って生まれた息子に対し、死んでくれねーかなと願いながら酒と女に溺れ、アフリカに憧れるおっさんの話

「よくこんなこと書けるな…」とこっちがヒヤヒヤするような切実な主題(大江氏の息子さんも障害を持って生まれてきた)。

ストーリー自体はめちゃくちゃシンプルなんですが、文章から迫ってくるものが強すぎて圧倒されます。

これぞ純文学という感じ。

体力削られるので注意。

「肉体の悪魔」 ラディゲ
肉体の悪魔 (新潮文庫)

肉体の悪魔 (新潮文庫)

  • 作者:ラディゲ
  • 発売日: 1954/12/14
  • メディア: 文庫
 

こちらもフランス文学。

1923年刊行。

童貞のクソガキが人妻と仲良くなり、旦那が戦争行ってる間寝取って孕ませ、挙げ句の果てに子供に自分の名前をつけさせるという謎のプレイをするお話

やはりクズ主人公が女をもてあそぶ内容で、フランス人はこれが大好きらしいというのがよく分かる。

フェミニストがフランス文学を攻撃しないのが不思議(アニメはすぐ攻撃するくせに)。

近代の作品なので「赤と黒」よりも読みやすいし、短い。

主人公がやってることはジュリアン・ソレルよりはるかにエグいけど、なんかすごく爽やかでお洒落な感じがするのが不思議。

ただ、女性は読まない方がいいでしょう…。

「ヴェニスに死す」 マン
ヴェニスに死す (岩波文庫)

ヴェニスに死す (岩波文庫)

 

ドイツ文学の金字塔。

1912年刊行。

偉いドイツ人のおっさんがイタリア旅行に行って美少年に一目惚れしたら死んじゃった話

文章が堅苦しくてめんどくさいけど割と短いので我慢すれば読めます。

美、死、美少年、という三島っぽい主題をぎゅっと凝縮した作品。

迫り来るコレラが正に今とリンクするので、真に今読んでおくべき作品かもしれない。

改めてまとめてみると…

改めてこうまとめてみると、文学ってろくな話じゃねーと感じました。

癒やしを求めている人はアニメとかにしたほうがいいかもしれません。

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