初詣をやめました。
人多いし、そもそも初詣自体が明治期に鉄道会社が始めたキャンペーンなので、日本人なら必ずやるべきってほどのことでもないので。
その代わり、今年から末詣(まつもうで)をはじめました。
何かというと、12月31日に神社に行って、今年の穢れを神様に持って行ってもらうというものです。
ポイントは、願い事をしないという点です。
神様に今年の穢れを持って行ってもらうためのお参りです。
そもそも日本の神様って、どっちかというと願いを叶える存在ではなく、穢れを祓い清めてくれる存在です。
願いを叶えるのは龍神や稲荷系です。
祝詞などを読むと神様への祝詞はだいたい「祓いたまへ清めたまへ」と願っています。大願成就や五穀豊穣はどっちかというと龍神や稲荷系の祝詞に書いてあります。
てことで一般的な神様が祀られている神社には願い事をせずに身についた穢れを祓い清めてもらいに行くのが正解なのかなと個人的には思います(知らんけど)。
じゃあ新年じゃなくて年末じゃね?
ということで31日に末詣することにしてみました。
神社に行くと誰もいなくて(当たり前w)貸し切り状態。
お賽銭を奮発し、ゆっくりお祈りできました。
神社の人に変な目で見られましたが、気にしない。
帰り道にとても綺麗な夕日が観られました。
で、肝心の御利益ですが、それが見事にありました!
僕が長年やってきたことがどうやら僕にはいらないものだとなぜかはっきり分かり、元日には完全に心の中から捨てることができました。
今考えればそれをやっていても何もいいことがなかったし、むしろ悪いことや嫌なことばかりで、心が硬く冷たくなっていたように感じます。
これこそ穢れでしょう。
末詣をすることによって神様にその穢れをきっちり持って行ってもらいました。
おかげさまでとてもすがすがしい正月を迎えられました。