少し前、メタルについて書いたらブログが炎上しました。
もしかしたら自分史上はじめての炎上だったかもしれません。
クソリプも飛んできて「さて、どーすっかな」と考えたところ、あることを思い出しました。
それはピーターバラカンさんの炎上事件です。
僕はベビメタ好きなので、当時やってたFacebookでこの炎上に乗っかった覚えがあります。
同時に、この人どうやって鎮火させるんだろうと気になってもいました。
さて、当のバラカンさんはこの件にただの一言も言及せずに過ごしていたようです(少なくともネット上ではそう見えた)。
ツイッターにもクソリプが矢のように飛んでいましたが、全部無視しているようでした。
そして、1週間もすればこの炎上はものの見事に鎮火していました。
『なるほど、そうやって完全無視したら炎上は鎮火するのか!』と僕はそのとき学びました。
そして、いつか自分が炎上したらピーターバラカンスタイルで鎮火させようと心に決めました。
そして先日、『あ、これやばいやつかも…』と感じた僕は、ピーターバラカンさんを真似て、完全無視しました。
クソリプに返信しない、エアリプもしない、反論しない、謝罪しない。
するとたったの3日で鎮火することができました。
ただ、完全無視はそれなりに胆力が要ります。
僕もできれば人とわかり合いたいし、誤解は解きたいという気持ちがあります。
傷ついた人がいたら申し訳なくも思いますし、ムカつくことには一言言ってやりたくもなります。
とはいえ、それをすると泥沼になるのは分かっていたので、耐えました。
クソリプに返信するとすぐに便乗者が集まってき、1対何十何百になって収集つかなくなるし、謝罪すれば僕が悪でそれを叩くのが善という構図が生まれ、もっと叩いていい人認定され、より過激な謝罪要求が突きつけられるでしょう。
そうやってあらゆるシミュレーションをした結果、完全無視が最も合理的なディフェンスであると理解できました。
偏見かもしれませんが、こういうのって西洋人は本当に冷酷に遂行しますよね。
根本的に人と人はわかり合えないということを熟知した上で、冷酷に己を守る様は見事だといえます。
日本人はそういうのを潔しとしませんが、その結果破滅することが多い。
また、日本人はどうしても、誠意を尽くせばわかり合えると勘違いしてしまいますが、そもそもが誠意を持って人の記事を読んでいない人たちが炎上させたので、そんなのは無駄でしかありません。
だから僕は完全に無視しました。
その後、ツイッターのあまりの民度の低さに呆れて辞めました。
善良なフォロワーさんには悪いなと思ったのですが、ここもやはり冷酷に己を守ることにしました。
これでSNSとは完全におさらばです。
今後はリアルに出会った人とだけ付き合っていきます。
リアルが一番です。