以前書いたこちらの記事について補足です。
メタルはダイナミクスの振り幅が少ない、だからメタルばっかじゃダイナミクスに対する感性が偏るよと書いたら、「膨大なサブジャンルを持つメタルをこいつは知らないだけだろう」と言っている人がいるようですが、そもそも膨大なサブジャンルをカヴァーしないとダイナミクスの振り幅を確認できないという時点で、メタルにおけるダイナミクスの振り幅の少なさを自白しているようなもんです。
クラシックなんて有名な交響曲を一楽章聴いただけでダイナミクスの圧倒的な振り幅を堪能できますからね……。
ロックやポップス、ジャズはその中間てとこでしょうか。
だからメタル一辺倒じゃもったいないよ、もっと色々聴いて、かじってみようよ、というだけの話です。
でもそのダイナミクスの振り幅の少なさ、極端さがメタルの力強さやある種の美しさになっているよね、とも言ってます。
(補足)
上記の記事で僕はダイナミクスを5段階で説明してますが、これはあえてデフォルメして分かりやすく解説しているだけです。
そりゃ10段階ぐらいに分ければメタルにもダイナミクスの変化はありますよ。
あえてそうせず、少ない数字で飲み込みやすい説明をしているだけです。
(補足終了)
余談ですが、僕は主題を立てるために前提を極端化し、例外をあえて端折るというスタイルでブログを書いています。
文章読める人はそれを分かって読んでくれていますが、わからない人はとことん分からないようで、今回それが改めて理解できました。
といっても文章のクオリティは下げたくないので、今後も同じスタイルで書いていきます。
読者の方はご安心を。