最近、楽器の世界での専門用語や隠語のようなものを解説してきましたが、ついでにオーディオ用語についてもミュージシャンの見地から解説してみたいと思います。
音源の中のどこにどの音が配置されているか。
低位がはっきりすると音源全体の輪郭がはっきりするので、より音楽の世界に入っていける。
音源の中の視界のようなもの。
解像度が悪いと視界が曇って音源の中が見えない。
解像度が上がると「こんな音が入ってたのか!」と驚きがある。
オーディオ好きがよく口にするが、意味不明。
たまにミュージシャンも口にする。
音の速度は物理的には一定だそうです。
音の高低ではなく周波数の高低。
訓練しないとわからない。
よく「高域の伸びが~」とか言われるけど、よくわからん。
綺麗ということか?
これは普通にあります。
特にスピーカーは時間と共に確実に音が変化します。
ただ、「慣らし運転」以上の何かを求めるのは間違い。
エージングが進めば進むほどいい音になるとは思えない。
主にスピーカーに使われる用語。
「このスピーカーを鳴らすためにこのアンプを使って~」「スピーカーがまだ鳴ってない」などと使うようです。
そのスピーカーの特性を十分に出し切るということでしょうか。
意味はわかるけど、なんでこんな通ぶった言い方をしないといけないのかがわからない。
ギターにも「鳴り」という得たいの知れない言葉があるので、日本人はこの概念が好きなのでしょう。
これは普通にわかります。
特にロー(低域)に使われます。
低域はぼわんと膨らむことが多いので、壁との距離を変えたりインシュレーターを使って締めることができます。
情報としての音そのものではなく、音楽が再生されている場における全体的な音の印象のような概念でしょうか?
部屋が変わると音楽の聞こえ方が変わるといったこと。
定義がはっきりしていれば理解できる概念ですが、使い方次第では意味不明。
音響の専門家によると、イヤホンで聴く場合は「音場」は存在しないとも。
設置したスピーカーから一番バランスよく音が聞こえる場所。
あるにはあるけどミリ単位では存在しないと思われる。
意味不明。
音がキラキラしているというニュアンスで使われているっぽい。
ハイが目立っているだけなのでは?
これも分かるようで今ひとつ。
定義があいまい。
他にもいろんな用語があります。
誰を信じるか信じないかではなく、自分の価値観をつくることが大事なのではないかと。