八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

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アメリカの音楽は実は保守的


八幡謙介ギター教室in横浜

アメリカのロックやポップスというと、常に斬新で新しいように思えますが、 実は結構保守的だったりします。

先日革新的なギターはアメリカ人ギタリストよりもヨーロッパから生まれると書きましたが、

k-yahata.hatenablog.com

音楽自体そういう傾向があるのではないかと思います。

ではなぜアメリカの音楽は保守的かというと、ロックやポップスの基礎がアメリカの民謡(ジャズ、ブルース、カントリー)にあるからです。

アメリカ人にとって、自分の国の古い音楽をきっちり学ぶことが現代的な音楽を学ぶことにつながります。

だからアメリカ人だけは保守的・懐古的になればなるほど現代的にもなれるという変な状況にあるのです。

これは他の国にはない現象でしょう。

日本人が長唄や都々逸を学んでも、相当工夫しなければ現代的にはなりません。

でもアメリカ人がジャズやブルースを学べば、極端な話そのままやっても現代的なものになってくれます。

そういった文脈から、アメリカ人ギタリストは本質的に革新を目指さないのでしょう。

 

ずるいなあ……