実は僕、インシュレーターというものを使ったことが今までありませんでした。
ケーブルとか電源はわりと凝ってきたんですが、なぜかインシュレーターだけは『そんなもん使っても変わらんだろ』と思い込んでいました。
そんな中、ちょっと今のオーディオシステムの音に厭きてきたなと思いあれこれ検索してみると、インシュレーターの記事が。
しかもどれを読んでも「絶対使うべき」「スピーカーの音がワンランク良くなる」と絶賛しています。
オススメされているインシュレーターを調べてみると、高いのは高いんですが、安くて高評価なのもあります。
ということで、一番安くて評価の高いaudio-technicaのAT6099にしました。
お値段はペアで3千円弱とリーズナブル。
これだと効果がなくても笑って済ませられます。
翌日に届き、早速スピーカーを乗せてみました。
ちなみに、片側3個ずつで粘着性はあるものの、基本はインシュレーターを配置して置くだけです(スピーカーの裏にくっつけるわけではない)。
跡は残るそうなんですが、そのための”かませ”みたいなのも付いてます。
いよいよ音を出してみると、まじで「うほっ!」と変な声が出ました。
まず低位が目に見えて良くなりました。
言葉の通り、音の位置がほとんど目で見えます。
そして各楽器の解像度も確実に上がりました。
特にヴォーカルの質感がUPし、「この人こんな声してたんだ」と新たな感動が生まれました。
あと、低音の締まりも格段によくなりました。
なんでインシュレーターの上に置いただけでそうなるかというと、例えば机にスピーカーを置いていると机からの振動をスピーカーが受け、それがノイズとなって音に乗ってしまうそうです。
そこでインシュレーターを使い、机とスピーカーをinsulate(絶縁)することで本来の音を取り戻せるのだとか。
ということは、インシュレーターを使うと音が良くなるのではなく、インシュレーターを使わないと音が悪くなるということなんですね……。
今まで俺は何をやっていたんだろうと自己嫌悪に陥りました。
と、たった3千円弱でスピーカーが見違えるほどいい音(本来の音)になってくれるので、使わない手はありません。
他にもいろんなインシュレーターが出てるので、これに厭きたら変えてみようかと思います。
オーディオは奥が深い……。
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audio-technica ハイブリツドインシュレーター 6個1組 AT6099
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