自分が何かに挑戦しようとしたとき、必ず否定したり止めに入ってくる人がいると思います。
それも、「今のあなた方が好き」「無理しない方がいいと思う」「あなたのために言ってる」とさもこちらのことを考えてくれているような台詞で。
しかし、こういった人をよくよく観察してみるとあることが分かってきます。
まず、その人と自分の実力をできるだけ客観的に比較してみましょう。
そういった人は自分と同じぐらいの実力か、少し下であることが多いです。
自分よりかなり上、かなり下ということはないでしょう。
また、その人のここ最近の成績や進捗状況(テスト、スポーツ、楽器、なんでも) 活動の広がりなどを客観的に見てみましょう。
おそらく、行き詰まっていると思います。
要するに、自分が何かに挑戦しようとしたとき否定してくる人は、上に行ってほしくないから足を引っ張っているだけなのです。
これ以上上に行かれると自分がついていけなくなるから、あなたを今のレベル(自分と同じ)にひきとどめようと工作をしているのです。
最初は優しく甘い言葉で、そのうちだんだんきつく、ヒステリックに、最後は関係性を人質にして。
友達なら「もう友達やめる」、恋人なら「もう別れる」など。
「最近なんか否定されることが多いな、引き留められることが多いな…」と感じている人は、既に足を引っ張られているかもしれません。
ということは、ここがチャンスです。
なぜなら、足を引っ張られるということは、人から見て「こいつ、伸びそう」「上に行きそう」と思われているからです。
他人からは自分にそうした勢いがあるように見えているということです。
そこで足を引っ張っている人を振り切って先に進むことができれば、きっと新しい景色が見えるはずです。
それができない人は、残念ながらそこで終わりでしょう。
上に行けば必ず上の人たちと仲良くなれます。
そちらの方が自然だし、有意義です。