Facebookを退会し、Twitterにツイートしなくなって約20日 ほどが経過しました。
懐かしのmixi時代から数えると実に10年ぶりぐらいにSNSのない生活に戻ったことになります。
そこで、今の心境や生活の変化などを書いてみます。
はっきりいって、毎日めっちゃ気持ちいいです。
というとSNSで仲良くしていた方々はいい気はしないでしょうが、それが嫌だったわけではありません。
この気持ちよさをなんと表現したらいいか分かりませんが、旅行好きな人なら旅行に行って現地に一泊した翌日の朝のような開放感といえば分かるのではないでしょうか?
家族や仕事、友人、毎日の習慣から離れた開放感。
それが毎日続きます。
まあしばらくしたら消えるんでしょうが、それでもここ20日間は毎日それを感じています。
ちなみに、「自分は疲れていたらしい」と気づいたのがSNSをやめて2~3日目ぐらいから、そしてその疲れが取れたと実感できたのが2週間後ぐらいです。
10年ほどSNSを利用してきて、全治2週間の疲労を負っていたことになるでしょう。
では20日経って寂しくないか、ネットに何かつぶやきたくならないかというと、ほとんどありません。
たまーに「あ、これツイートしようかな」と思うこともありますが、ほっといたらすぐ消えます。
これまでのSNSでの発言は、惰性や習慣でずるずるとやっていただけみたいです。
一番心配していたブログアクセスの低下ですが、なぜかSNSやめてからアクセスが緩やかに上昇しています。
一番びっくりしたのは、SNSやめてふと気がついたら本一冊書いていたことです。
日常的にだらだらと言葉を吐き出さなくなったのでその分言葉や考えがたまっていったのでしょうか?
書き物はここ3年自発的に休業していて、 スランプとかそういったことが原因ではありません。
ギターの方で時間を使いたいので、まだまだ今年いっぱいは書くつもりはなかったのですが、本当にSNSやめて気がついたら本一冊できてました。
それがこちら。
しかも、ギターの練習やレッスンにかける時間を減らした記憶はまったくありません。
SNSやめただけでそんなに時間できるんでしょうか??
書き物系の人は思いきってSNSやめてみた方がいいような気がしています。
日常的にだらだらと言葉を放出するというのは、常にちょっとずつガソリンが漏れている状態に近いのではないかと。
それをなくすといざというときにしっかり燃料を使って走ることができます。
まあ僕の例だけでは分かりませんが。
最後に、情報について。
SNSってあたかも能動的に情報を扱っているように錯覚してしまいますが、実は逆で、これほど情報に振り回されるツールはないとやめて確信しました。
SNSユーザーが毛嫌いするTVの方がよっぽどましです。
冒頭に書いた旅先二日目の朝の開放感は、SNSから無差別的に流れ込んでくる情報を遮断したことによる開放感が一番大きいような気がします。
と、少なくとも僕にはやめたことでメリットしか感じられないので、今後SNSを積極的にやることはないでしょう。
ついでに言うと、裏アカみたいなのもないですから。
つぶやきたいことなんかないし(つぶやかないことのメリットをもう知ってしまったし)、金輪際SNSから情報を受信したくないので。