八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

ギター講師八幡謙介がギターや音楽について綴るブログ。

ギターのネックがどっちに反ってるのか分からない場合は気候を思いだして予測しよう


八幡謙介ギター教室in横浜

ここ数日の気温や湿度のアップダウンでギター2本が急にビビるようになりました。

ネックが反ったようです。

ただ、今回はちょっと目視では順反りか逆反りか分からなかったので、気候の変化で当たりをつけてみました。

急に春めいてぽかぽかしてきたと同時に雨で湿度がぐっと上がったので、おそらく逆反り(真ん中が上がってくる)かなと。

そこでトラスロッドを45度ほど反時計回りにしてみると、一気にビビりは解決しました。

以下のように覚えておくといいと思います。

 

順反り(真ん中が下がる)

  急な湿度の低下で起こる。

  冬場、急に寒くなった日。

  トラスロッド時計回り(1回30度まで)。

 

逆反り(真ん中が上がる)

  急な湿度の上昇で起こる。

  梅雨~夏場、急な雨の日。

  トラスロッド反時計回り(1回30度まで)。

 

*トラスロッドは一回30度ぐらいまでがいいそうです。

 

いちいち楽器屋に持って行くのは面倒だし、慣れると簡単なのでぜひ自分でできるようにしましょう。

ストラトはちょっとめんどくさいですが。