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若いときの苦労は買ってでもせよ、の本当の意味

サウンドハウス

よく「若いときの苦労は買ってでもせよ」と言われます。

一般的にはこれは「若いときに苦労したらその分だけ成長につながる」という意味だとされています。

僕もずっとそうだと思っていました。

また、近年これに対して「そんなことはない」という反論もSNSなどで散見されます。

 

個人的にはこの「若いときの苦労は~」について、別にどっちでもいいと思っていましたが、ふと等価交換の法則から考えると、なるほどな~と改めて感心できたので、今日はそのことについてお話します。

 

まず僕が考える等価交換の法則についてはこちらを参照。

k-yahata.hatenablog.com

ざっくりとおさらいしておくと、人生は必ずプラスマイナス0となるように設計されていますよという考え方です。

いいことが10あれば悪いことも必ず10おきます。

その等価交換がいつどこで何に対して起きるのかは分かりませんが、自分の人生や他人の人生をよく観察してみるとだいたいそうなっているのが分かります。

 

その等価交換の法則から「若いときの苦労は買ってでもせよ」を考えてみると、「若くてまだ時間も気力も体力もあるうちに人生でマイナスとなることを沢山体験しておくと、等価交換の法則で気力体力も衰えた晩年を楽に過ごせるよ」という先人の教えなのではないかと思えてきます。

若いうちから成功体験しかしてこなかったら、等価交換の法則で晩年にしんどいことが次々起こってそれに立ち向かえず破滅してしまうかもしれません。

一方で、若いうちから苦労の連続だとそれはそれで悲観的になり破滅する可能性があります。

しかしそれは、後で必ずいいことがあるという等価交換の法則を知らないからとも言えます。

若い人にそういったことを教えるための「若いときの苦労は買ってでもせよ」という言葉なのではないかと今は思います。

 

僕自身、若いときに苦労というか嫌なことをいっぱい経験しましたが、それで成長できたとか、感謝しているという実感はありません。

嫌なことはいつまでも嫌です。

ただ、その分だけプラスになってかえってきているという実感はあります。

今、人より楽している部分は確かにありますからね。

 

そういった文脈で、やっぱり「若いうちの苦労は買ってでもせよ」と僕は思います。

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yahatakensuke.com

 

 

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