これまでプライベートや関西・横浜のギター教室で、プロミュージシャンを目指している人をたくさん見てきました。
その結果言える事は、誰がどうなるのか本当にわからないし誰にも予測できないということです。
顔もスタイルもよく楽器も上手で、人付き合いもちゃんとしている人が全くと言っていいほど芽が出ないということもあります。
その人の何が駄目だったのかどれだけ考えても全く分かりません。
一方で、こいつは何をやってもダメだろうと周りの全員が思っている人がトップアーティストまで上り詰めるということもあります。
もちろん、中には「これをやったらプロになれる」みたいなメソッドを一通りこなし、その結果プロになった人もいるでしょう。
あいつはダメだと周りから言われていた人が、みんなが思う通りに潰れたということもあります。
プロを目指している人は、最終的にどうなるかわからないという事は常に念頭に置いておくべきでしょう。
わからないと考えている時の方が全方向的に気も配れるし、努力しようという気持ちも湧いてくるはずです。
また、どれだけ努力しても最終的にどうなるかわからないと考えておいた方が、いざという時に諦めもつくはずです。
あと、今ダメな人だからといって冷たくしたり馬鹿にしないほうがいいです。
その人が将来実力をつけて一流ミュージシャンになるかもしれないので。