八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

【横浜ギター教室】講師八幡謙介が横浜でのギターレッスンや音楽について綴るブログ。ジャズ多め。



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自己主張がバレると表現は失敗する 

サウンドハウス

弾いてみたなどの動画で多いのが、自己主張が楽曲より前に出ていて、楽曲が楽しめなくなっているもの。

これにはいろんなタイプがあります。

 

「ほら、俺上手いだろ」

「どう、あたしセクシーでしょ?」

「この曲をこんなアレンジしちゃいました、僕すごいでしょ?」

「この楽器でこんな曲を弾いちゃいました、どう、斬新でしょ?」

「まだこんなに小さいのに、こんなに上手に弾けちゃうんです!」

などなど。

そういった主張が楽曲より前面に出ていると、もう聞く気がしません。

もちろん、本人は「そんなこと思ってない!」と否定するでしょうが、こちらはリスナーとしてそういったメッセージを瞬時に受けてしまっているので仕方ありません。

 

このように、リスナーに聞く気をなくさせるほど自己主張が強いものは、表現として失敗しているといえます。

これはなにも音楽や文学など、芸術の世界だけのことではありません。

日常でもこういった現象は多々起こっています。

 

例えば女性が大嫌いな「ぶりっこ」。

自然にしていれば「かわいい」と感じるのに、本人が『私かわいいでしょ?』と言わんばかりの言動をとると、途端に冷めてしまいますよね。

あるいは男性のかっこつけ。

普通にしていればかっこいいのに、『俺かっこいいだろ』アピールをされると引いてしまいます。

いずれも本人はそのつもりはないでしょう。

しかし、他人はそう感じており、知らない間に距離を置いているのです。

このように、人は対象にあからさまな自己主張が見えると気持ちが冷めたり、相手をちょっと馬鹿にしてしまう習性があります。

自己主張が”芸”だとすれば、それを相手に見破られないよう自然に見えるまで練り込むのが”術”といったところでしょうか。

各分野のプロが集まって徹底的に練り上げた「かっこつけ」「ぶりっこ」には、そういった”術”があるのでしょう。

それがないと、すぐに見破られ、失笑されてしまいます。

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