2016年5月に募集されたLINE6の製品AMPLIFi 75モニターキャンペーン
に当選し、実機が届いたので早速レビューしてみたいと思います。
が、
他の方は恐らくサウンドについての詳細なレビューをされると思うので、僕はまずスマホでの操作感についてのみ記述します。
多くの方は既に御存知でしょうが、AMPLIFiは専用アプリを使ってスマホやタブレットで操作する画期的なアンプです。
また、アンプにBLUETOOTHが内蔵されており、スマホでの操作がダイレクトにアンプに反映されます。
付属の説明書を読んでもアプリについては何も書かれていなかったので、適当に検索して、まずはLINE6にユーザー登録、次にAMPLIFi RemoteをiTunes StoreからスマホにDL。
その後、英語のチュートリアル(なぜか日本語のが出てこない)を観ながらBLUETOOTHに接続しました。
このへんの流れが説明書に書いてあればいいのにな~…
ちなみに、AMPLIFi Remote(アプリ)も英語です。
ここまででイラっと来る人もいるかもしれません。
さて、一番心配していたアプリの操作性です。
世代的に(1978年生まれ)機材は実機だろ?スマホからブルートゥースで?……なめんなよ!とバリバリ先入観を持っていたんですが、実際に使ってみるとめちゃくちゃ便利でびっくりしました。
アプリは非常に分かりやすく作られており、チュートリアルを観なくてもギタリストなら直感的にすぐ使えます。
アンプもタイプ別に「Clean」「American」「British」「High Gain」の四つに分けられていて、ギタリストなら名前だけでそれぞれどんなのがモデリングされているかすぐ分かりますよね。
細かいところはまだ見れていないんですが、とりあえずアプリをDLしてからすぐに音出して遊べます。
こちらがアンプの音色を操作する画面。
スマホでここをいじるとすぐアンプに反映されます。
それぞれのパラメーターの右端にある赤い大きな四角、これを左右に動かします。
やってみるとわかりますが、これが非常に楽で直感的に操作できて気持ちいいです。
実機だと、いちいちアンプの前に行って、ちょっと腰をかがめてつまみをいじって、姿勢を直して弾いて、また腰をかがめてつまみをいじって……という動作の繰り返しで、それが意外とストレスになり、腰にも負担をかけてたりするものですが、AMPLIFi Remoteなら最初にアンプのヴォリュームだけ上げておけば後は手元で全て操作できるので、驚くほど身体的な負担や心理的ストレスが軽減されることが分かりました。
それともう一つ、従来のアンプの操作で「つまみを捻る」という動作も意外とストレスなんですよね。
その点、AMPLIFi Remoteは指一本で左右にスー、スーっと動かすだけでOKなので、非常に楽ですし、右手でもピックをいちいち置かずにそのまま中指で操作できます。
では、BLUETOOTH接続によるレイテンシーはあるのか?
確かにあるにはありますが、これも気にならない範囲です(ちなみに、スマホはiPhone 6s)。
例えば、ある機種のアンプを選んで決定(タップ)してから、音色が変わるまで1秒かかりません。
マイクやキャビネットの変更も同じぐらいです。
パラメーターの変更(ゲインを上げる、など)はもっとレスポンスが速いです。
日本人はいまだに保守的で変化を拒むところがあるので、アプリでの操作やBLUETOOTH接続に難色を示す人も多いでしょう。
実際、僕もそうでした……使ってみるまでは!
しかし、使ってみてからこの”発明”の素晴らしさに感動しています。
とにかく、いろんなストレスが消えて、ギターを弾くという行為がめちゃくちゃ快適になりました。
ちなみにこれはステマでもなんでもありませんし、Line6さんからこう言えとかここを褒めろといった指示もされていません。
本心です。
嘘だと思うのなら、楽器屋でぜひ体感してください。
今まであたりまえだった、アンプの近くに行って、屈んで、つまみを捻る、という動作がなくなっただけでどれだけ楽になるかが分かるはずです。
あ、ちなみに、音もめっちゃいいです。
Line 6 ( ライン6 ) / AMPLIFI 30 ワイヤレスパック
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