こちらの記事についてひとつ書き忘れていたことがあったので補足しておきます。
一般の方(楽器が弾けない、従って演奏活動なども一切したことがない)や、楽器歴数年の方で、ときどきアドヴァイスめいたことをしてくる人がいますが、いらないですwホントいらないです。
まず冷静に考えてください。
例えば僕なら、ギターをもう22、3年弾いています。
演奏活動は海外含めて相当やりました、レッスン業は10年以上やってますし、教則本は紙で8冊ほど出しています。
その人にアドヴァイスできるということは、少なくとも同レベルの歴がないとおかしいですよね?
楽器歴5年とか10年の人が考えること、感じることなんて、こちらはとっくの昔に考え、感じ、そして解決し、そのはるか先にいるんです。
また、一見素人から見てもちょっとおかしいように思える演奏や表現でも、ギリギリのところで成立していたり、何十通りもの選択肢――分かりやすい一般受けするものも含む――からあえてそれがチョイスされているということがほとんどです。
それを「ここってこうした方がよくない?」と言われても、その「こうした方が」を十分に考慮し、何度も試した上で別の選択肢を選んでいるのです。
その選択肢全部を逐一説明すると、相手が萎縮したり気を落としたりするので適当に流しますが。
活動にしてもそうです。
僕は数年前から演奏活動を休止していますが、その前にさんざんあちこちでやってきて(ミュージシャンだからといって誰でも経験できないことも)、これから先のいろんなことをシミュレイションした上で、しばらく休もう、と決めたのです。
それに対し、まだ楽器も弾けない、ライブ経験もない人が「ライブやった方がいいですよ」としたり顔でアドヴァイスするのはやはりおかしいです(←実話ですw)。
もちろん、このブログでも時々書いているように、音楽未経験の方のふとした意見がすごく参考になったり、ミュージシャンよりも的を射ていることも多々あります。
が、それはアドヴァイスとして言っているのではなく、何のてらいもなしにあくまでさらっと感想を述べているから参考になるのです。
……と、だいぶめんどくさいことを言っているのは自覚していますが、アドヴァイスとかは基本いりません。
よかれと思っても、だいたい変な空気になるので、やめといた方がいいです。
もちろん、十分に経験がある人は別ですが。