八幡謙介ギター・音楽教室in横浜講師のブログ

ギター講師八幡謙介が音楽やギターについてつづるブログ

創作、クリエイター

いいものを知るためには悪いものも同時に知っておくべき

いいものだけでは良さが分からない レッスンでよく言うことですが、いいものを知るためにいいものだけに接していても意外とその良さが分かりません。 例えば、最初からいいステレオでしか音楽を聴いたことがない人は、その音の良さが分かっていません。 いい…

好きなことで食っていきたい人ほど自分を疑う必要がある

好きなことで食っていく 好きなことで食っていきたいという人はたくさんいると思います。 そういう人に対し「自分を信じろ!」とアドバイスする人がいますが、僕からすれば無責任極まりないと感じます。 好きなことで食っていきたければ、自分は徹底的に疑う…

バズやSEO評価を狙って創作しても見透かされるだけ

バズやSEO評価を狙った創作やパフォーマンス 現代ではバズやSEO評価を狙ったコンテンツの創作、パフォーマンスが当たり前とされています。 もちろん僕もSEO評価を気にしてこのブログを書いています。 ただし、あんまり狙いすぎないようにはしています。 特に…

音楽活動における楽しみは、自分の中に作るのではなく他人の反応から見つけるべき

対外的な音楽活動をする際の「楽しみ」とは 音楽活動と「楽しみ」について。 完全に趣味で自分が楽しむだけなら何をしてもいいです。 ただ、動画を出したい、ライブがしたい、楽曲提供したいなど、他者や社会に対して音楽活動をする場合、「楽しみ」をどう捉…

曲、歌、演奏、ルックス、全て正解だと、完成したものが不正解になることが多い

なぜか売れない人 曲も良いし歌も楽器も上手い、おまけにルックスもスタイルもいいのに全然売れない、あるいは売れはしたけど早々と頭打ちになって伸び悩んでいるという人がいます。 なんでだろうと昔から思っていたのですが、最近なんとなく分かったことが…

創作活動をめんどくさいと感じない人はたぶん好きの範囲内でしかやってない

僕はこれまでいろんな形で本を書いてきました。 教則本、小説、エッセイ的なもの……。 人から見たらさぞかし文章を書くのが好き、本を書くのが好きなんだと思うかもしれませんが、正直そこまで好きでもありません。 なぜなら、めんどくさいからです。 世の中…

表現する側にいるのにじっと代弁者を待っている人

本来表現する側なのに、なぜか自分の意見を言わず、代弁者をじっと待っている人がいます。 SNSなどの言葉としてもそうだし、表現としてもそういった姿勢の人はいます。 そうして、自分が言いたかったことを言ってもらえたら「よくぞ言った!」と賛同する。 …

クリエイターに言ってはいけないこと

クリエイターにうっかり言ってしまって、その後距離を置かれてしまう言葉を列記しておきます。 下記のようなことを言わないだけで、「この人は大丈夫な人だ」と安心され、胸襟を開いてもらえる可能性があるので、クリエイターと仲良くなりたい人は覚えておき…

何かを創るときにちょっとでもうんざりしない人は手を抜いている

何かを創るとき、いろんな感情が去来します。 その中に「うんざり」がない人は、たぶん手を抜いているか、持っているものを全部出す(心の奥にあるものも含めて)方法をまだ知りません。 なぜか? 例えば僕は、新しい何かを創ったり研究したりするとき、いつ…

本物に触れるとは、がっかりすること。感性が磨かれてどうたらこうたらはその後

よく「本物に触れて感性を磨き云々」と言われます。 僕もずっと音楽をやってきたり、文学を読んで来たので、それを盲目的に信じ、本物と言われるものにできるだけ触れようとしてきました。 で、その都度だいたいがっかりしてきました。 例えば本物のモナリザ…

誰かの創造物の恩恵にあずかっているのにその対象にリスペクトがない人は、何かを創造しても中途半端にしかならない

誰かの創造物、例えば楽曲や書籍、アートなどなどをコピーしたり評論したりとその恩恵にあずかっているのに、対象を馬鹿にする人がいます。 音楽なら、あるバンドのコピーをして楽しんでいるのに、そのバンドを馬鹿にしたり否定したりする人。 こういう人は…

来ない人のことを考えるより、来てくれた人のことを考えるべき

アーティストに限った話ではないのですが、ライブやイベントをやったり、教室を構えたりしたとき、ついつい来てくれた人よりも来ない人のことを考えてしまいます。 例えばキャパ100のライブで一生懸命頑張って70人入れたとき、つい入らなかった30人の…

個性は伸ばすものではなく消すもの 個性を消していった先に本当の個性が表れる

よく個性は伸ばすもの、出すものだと言われます。 一方で、芸術の世界では個性を消せ、個性を捨てろみたいなことも言われます。 個人的には、何かをする際、まず個性を徹底的に消すところから入るのがいいと思います。 そんなことをすると個性のないアーティ…

芸術は人間の本質をたちどころに暴き出すから面白い、そして怖い

芸術が面白くそして怖いのは、作者はもちろん、鑑賞者の本質までたちどころに暴くところです。 例えばある本を読んだとしましょう。 その内容をクソミソにけなす人は承認欲求が高く、満たされていません。 当たり障りのない意見でやんわり褒める人は気遣いに…

有名人や権威に認められようとするより、ダイレクトに顧客に認められる努力をした方がいい

権威のある誰かに認めてもらうというプロモーション 手っ取り早いプロモーションの方法として、「誰々が認めた」というものがあります。 有名人や業界で権威のある人に自分や作品を認めてもらう、また、賞やコンテストでの入賞も同じです。 そうした情報があ…

自分にすら何の異変も起こらない作品が他人に影響を及ぼす事はまずない

全力を出せているか ここ最近、自分が行ってきたこと、発表してきたものを再点検しています。 目的は、創作の過程と結果の因果関係を突き止めることです。 これまで何かをするにあたって一回一回全力を出しているつもりではいましたが、今考えると出しきれて…

プロモーションありきの創作は作品の質を低下させる

プロモーションツールは諸刃の剣 現代では、個人がプロモーションを行うためのツールが揃っています。 それはそれで素晴らしいことだし、その恩恵に預かる事は何ら問題はないのですが、使い方の順序を間違えると創作にまで影響を及ぼすのではないかと僕は思…

評価されるために何かをするのをやめたら評価されるようになる

評価されるために何かをするのをやめよう 評価をされるために何かをしても大体それは評価されません。 評価されないと言うのは、酷評や罵倒すらなく、ただただ無視されるということです。 仮に何らかの評価があれば、絶賛でも酷評でもそれを参考にして次に進…

何をやっているかではなく、何が伝わってくるかを観ると芸術は様相を一変させる

何をやっているのか 音楽がちょっと分かってくると、つい「何をやっているのか」を聞いてしまいます。 各楽器がどういうフレーズを弾いているのか、フォームや弾き方はどうか、ミックスで楽器をどう配置しているのか、エフェクトはどうかかっているのか、音…

最初から評価を期待するから萎縮し、創作やパフォーマンスが型にはまったものになってしまう

以前書いた記事の続き。 k-yahata.hatenablog.com 八幡謙介ギター・音楽教室in横浜 最初から評価を期待するとどうなるか? 自分のやっていること、発表しようとしていることに対して選別が始まります。 これなら評価されそうだからOK、これをやったら評価が…

評価されないのは、評価を当てにして創作(パフォーマンス)しているから

評価が得られない原因 創作やパフォーマンスをするとき、誰しも他人からの評価を期待します。 そして、高評価を得ることを目標とし、作品を発表します。 これは当然といえば当然のことでしょう。 しかし、ほとんどの場合は酷評すらされずに無視され、何の評…

自己主張がバレると表現は失敗する 

弾いてみたなどの動画で多いのが、自己主張が楽曲より前に出ていて、楽曲が楽しめなくなっているもの。 これにはいろんなタイプがあります。 「ほら、俺上手いだろ」 「どう、あたしセクシーでしょ?」 「この曲をこんなアレンジしちゃいました、僕すごいで…

作品やパフォーマンスから「伝わってくるもの」を観る

ものの観かた 作品やパフォーマンスを観るとき、いろいろな観かたがあります。 もちろん、その観かたは自由だし、どれが正しいということはありません。 ただ、観かた次第で感想や受け取る情報が180度違うということがあります。 また、同じ人でも複数の…

就活用に演奏、創作する人はもはやアーティストではない

就活用の演奏 残念ながら、大多数のアーティストは、就活用に演奏や創作を行っています。 僕はそういったアーティストが大嫌いです。 「就活用」というのは、自分の演奏が業界の誰かの耳に入ったときに、うまいこと仕事につながるように、下手に聞こえないよ…

クリエイターは若いうちに嫌でもいろんなことをやっておかないと後々枯渇するという話

僕は1978年生まれなので、今年で38歳です。 おっさんです。 で、最近危機感を抱いていることは、新しいものにめっきり興味が湧かなくなったということです。 いや、興味自体はあるにはあり、どっぷりハマれることもあります。 例えば、でんぱ組とか、…

苦労してつくった作品を平気で捨てられない人は創作に向いてない

先日の記事の、ある種続きです。例えば、何十時間、何日もかけて創作してきた作品があるとします。 しかし、途中で内容が破綻していることに気がつきました。 あるいは、既に発表されている作品と酷似していることを発見しました。 そのときにどのような選択…

世間から評価を受けるためには、自分が持っているものを全部出し切る覚悟が必要

世間からの評価 僕は今までで2度ほど、世間から評価を受けたことがあります。 ひとつは「ギタリスト身体論」、もう一つは「ジャズに人が集まらない理由」。 まあどっちも微々たるもんですが、ちょっとだけ界隈をざわつかせたことは事実です。 ギタリスト身…