八幡謙介ギター・音楽教室in横浜講師のブログ

ギター講師八幡謙介が音楽やギターについてつづるブログ

ジャズを学ぶ、演奏する

ジャズのアドリブに戦略を持つということ

アドリブに戦略を持つ ジャズのアドリブというと、一瞬のひらめき、その場の空気感、ノリなどで即興で行うものだというイメージが強いと思います。 もちろんそういった要素も多分にありますが、同時に戦略的な構築も必要であると僕は考えます。 特に初心者は…

ジャズを学ぶときに一番大事なのは、獲得したスキルを守らないということ

獲得したスキルを守らない ジャズの生徒さんにはほとんど毎レッスン言っていることですが、ジャズを学ぶ際一番大事なのは、獲得したスキルを守らないことです。 例えばコードトーンを使えるように練習しているとします。

ジャズにおいて根本的なレベルアップを図るためには、必ず一度は自分を捨てて生まれ変わらないといけない

僕にジャズを習いに来る人は、だいたい二種類に分かれます。 まったく分からないから教えて欲しいという人と、自分を変えたいという人。 前者は初心者、後者は中級者~上級者です。 いずれにしても僕は同じことを教えます。 ひとつのフレーズを使い続けると…

海外のジャズの文献をいくつか読んでみたがつまんなかったので二度と読まないと誓った

僕はジャズをはじめてから20年ぐらい、「マイルス・デイビス自叙伝」以外ほとんどジャズの文献を読んだことがありませんでした。 で、最近なぜかそういうのも読んでおくかという気になり、とりあえず日本人のジャズ評論家の文献を読んでみたのですが、 主…

ギタリストのスタッカート、ピアニストのスタッカート

ピアニストの方にジャズを教えていて、フレーズがなかなかジャズにならないのでどうしたもんかと悩んでいました。 そこでふと思いつきで「全部スタッカートで弾いてみてください」と言ってやってもらうと、なんといきなりジャズの音になりました。 しかも、…

なぜ日本人ジャズギタリストはことごとく模倣者(紹介者)になるのだろう?

昔から疑問に思っていたのですが、なぜ日本人ギタリストはことごとく模倣者になるのでしょう? ウエスそっくりに弾く人、ケニー・バレルそっくりに弾く人、グラント・グリーンそっくりに弾く人、ジョンスコそっくりに弾く人……数えればきりがありません。

ジャズのテーマを解体して弾くとしたら、オリジナルを無視し、最初から自己流でいいのではないか?

さて、ジャズが弾けるようになってきた人、自分だけのプレイを模索している人は、だいたいテーマを解体して弾こうとします。

ジャズの演奏でテーマに”意思”を持たせる方法

テーマをただ弾くだけじゃなく、そこにちゃんと”意思”を持たせるにはどうすればいいのでしょうか? まず、歌ものは簡単です。

ジャズを弾く際、テーマに意思があるか? 

ジャズの演奏では、テーマが大事だよとはよく言われますが、実際にはテーマはないがしろにされています。 僕自身いろんな人に習ってきましたが、「テーマが大事だ」とはよく言われていたのですが、では何が大事なのか? どう大事にすればいいのか? テーマを…

ジャズをはじめる年齢は早い方がいいのか?

時々、「自分は○○歳だが、ジャズをはじめるには遅いでしょうか?」といった質問を受けます。 確かに、ジャズは習得に時間がかかる音楽なので、早くから楽器に慣れておいたほうがアドバンテージが高いと言えるでしょう。 一方、ジャズという音楽は一般的に、…

由井正一「ジャズの歴史物語」を読んでみたが途中で読む気なくした

モンクの伝記で色々学べたので、もっかいジャズの歴史でもさらってみるかと思い、あれこれ検索して由井正一著「 ジャズの歴史物語」をポチってみました。

「セロニアス・モンク 独創のジャズ物語」感想

セロニアス・モンクの伝記を読みました。 アメリカ史の教授である著者が14年の歳月をかけて収集した資料を元に、謎に包まれていたモンクの生涯を書いた力作です。

ジャズスタンダードを演奏するのに歌詞は必読だけど原作までは別に知らなくてもいいと思った

「Days Of Wine And Roses」(邦題「酒とバラの日々」)というジャズスタンダードがあります。 原曲は同名の映画の主題歌で、1962年の作品。 アルコール依存症に悩まされる夫婦の生活を描いた作品です。

ジャズ中級者がさっさと卒業したほうがいいこと

ジャズ中級者がさっさと卒業した方がいいことがあります。 それは、テーマ遊びとオウム返しです。

ジャズで一番難しいのはバッキング

ジャズの習得において一番難しいのはバッキングです。 というのは、バッキングは基本受け身だからです。

ジャズシンガーはジャズを歌わなくていいから歌を歌ってほしい

ジャズは聞こえてくるけど歌が聞こえてこない 某ジャズスタンダードの歌詞を覚え直すのに、YOUTUBEでその歌を検索すると、ある日本人歌手が出てきました。 ふーんと思って聴いてみると、とても上手だし、ジャズそのものです。 何かの賞を取ったとかで、ジャ…

ジャズのアドリブはミクロをファンキーに、マクロをスクエアにするといい感じになる

最近ジャズの生徒さんが増えてきて、教えながら自分も改めて学んでいます。 そこで改めて分かってきたのが、ジャズのアドリブはミクロをファンキーに、マクロをスクエアにするといい感じになってくるということです。 ミクロ=小節や拍単位のフレーズを出来…

Ⅱ-Ⅴ-Ⅰをパッケージで弾くのはバップよりもフュージョンの文脈に近い

ジャズを学ぶ過程で必ずⅡ-Ⅴ-Ⅰの弾き方を学びます。 もちろんそれは重要なことなのでしっかり学んでおくべきなのですが、これをひとつのパッケージとして学んでしまうと色々やっかいなことになってきます。 よくあるのが、Ⅱ-Ⅴ-Ⅰだけやたらと流暢で、それ以外…

ジャズの勉強はビバップを徹底的に聞き込むのが一番

教室にジャズを習いにくる人には、とにかくビバップの名盤を徹底的に聞き込んでくださいと伝えます。 もちろんアーティストやアルバムもその人によって異なるものをそのときそのとき提示します。 とりあえず聴いてもらって、折に触れポイントを解説したりも…

ジャズベーシストから受けた仕打ちを思い出したので書いてみる

ジャズネタをもっと読みたいといったご意見を時々いただくので、あれこれ考えていたらふとジャズベーシストにされた仕打ちを思い出したので、成仏させる目的で書いておきます。 その前に言っておきますが、僕はジャズベーシストに何の恨みもないし、むしろウ…

「丁寧に弾く」というよくわからない価値観 音楽は丁寧に弾くものなのか?

楽器の演奏に対する褒め言葉として「とても丁寧に弾いてらっしゃいます」というのがありますが、正直、この価値観が僕はよくわかりません。 まああんまりプロの人はこれを言わないのでアマチュア同士の馴れ合いと理解していましたが、一度ちゃんと考えてみよ…

初心者が覚えておくべき、セッションでホストや目上の人にやると失礼にあたること

セッションには様々な作法や暗黙の了解がありますが、その中でも初心者が目上の人にやってはいけない、やったら失礼にあたることを書いておきたいと思います。 初心者の方は記憶に留めておいてください。 経験者の方は「あーおれもそれやって怒られたよw」「…

ジャズの初心者がヴォーカルジャズを聴くときの注意点

はじめてジャズの歌を聴いた人が思うこと ロックやポップスをずっと聞いてきた人が何かのきっかけでジャズに挑戦してみようとし、インストは難しそうだけど歌ものなら入ってくるだろうと思って、有名なジャズヴーカルアルバムをいくつか選んで聞いてみたとし…

ジャズのリズム(スウィング)は体感できるまで時間がかかるので、すぐに評価を下さないほうがいい

ジャズにはジャズ独特のリズム感覚があり、それを「スウィング」と言います。 実はこれは、きちんと体感できるようになるまで結構時間がかかります。 アメリカに住む黒人の土着的なリズム感覚であり、日本人が持つリズムの常識とはかなりかけ離れているから…

ジャズミュージシャン、ジャズシンガーは演技をやめろ

ミュージシャンの演技 ジャズミュージシャン、ジャズシンガーにやめてほしいことがあります。 それは、演技です。 なぜか、ジャズミュージシャンはステージ上で演技をします。 楽器のプレイヤーがやる、『僕たち今、楽器で会話してますよ~』という演技。 歌…

ジャズ特有のリズムswing(スイング)をビバップ(Be-Bop)で体感しよう! 初級ジャズ入門

ジャズにはジャズ固有のリズムがあり、それを「スウィング」と言います。 幸い、この言葉に「ロック」みたいな精神性はほぼ含まれていません。 純粋にリズムとフィーリングのことです。

スイングの練習方法とその捉え方

ジャズにはジャズ特有のリズムがあり、それを”スゥイング”と呼びます。 これがなければジャズとは言えない、というぐらい重要な要素です。 今回はスゥイングの練習方法とその捉え方、僕なりの考え方をレクチャーしたいと思います。 もちろん、これが絶対では…