八幡謙介ギター・音楽教室in横浜講師のブログ

ギター講師八幡謙介が音楽やギターについてつづるブログ

ジャズ、ブルース全般

Slow Bluesを動画に撮ってみました

Slow Blues Bluesにもいろいろありますが、スローテンポのやつが一番難しいと思います。 シャッフルだったり、アップテンポだとある程度勢いとかテクニックでごまかせるんですが、スローはモロに地が出てしまうので、ごまかしが効きません。 てことでずっと…

黒田和良氏の「演奏中何考えてるの?」シリーズが面白いのでジャズやる人は観たほうがいい

ジャズドラムって演奏中何考えてるの? youtu.be 何かの関連でこの動画が出てきて、おもしろさに釘付けになりました。 僕はジャズをあえて「難しい」と捉え、その難しさをちゃんと理解するというところを出発点としています。 この動画もプロのやってる「難…

ブルースは「悪魔の音楽」とされ、黒人社会でも忌み嫌われていた時代があったらしい

ブルースのイメージ 我々日本人からすると、ブルースといえば、黒人の伝統音楽であり、人種的誇りであり、奴隷時代から大切にし、育んできた文化遺産というイメージがあります。 それがちょっと大げさだとしたら、奴隷時代から誰もが楽しんできた数少ない娯…

ロバート・ジョンソン ドキュメンタリー Devil at the Crossroads

Devil at the Crossroads 公式動画 youtu.be 感想 十字路で悪魔と契約し、とてつもない才能を手に入れたとされ、27歳で夭折した天才ブルースギタリスト、ロバート・ジョンソンのドキュメンタリー。 エリック・クラプトンの「Crossroad」は実はこの人がオリ…

現代の天才ギタリスト、クリストン "キングフィッシュ" イングラムを知っているか?

キングフィッシュ ずいぶん前ですが、フェイスブックで話題になったギタリストがいました。 まだ若いのにえらい説得力のあるギターを弾く黒人の男の子がいると。 僕もそれを見てびっくりしました。 すぐデビューするだろうなと思って放置していましたが、最…

ブルースはアルバート・キング一択

前にも書いたかも知れませんが、僕はブルースというとアルバート・キング一択です。 彼以外のブルースは全くといっていいほど聴きません。

ジャズミュージシャンがライブで収益を上げる方法を書く

ジャズミュージシャンがライブで収益を上げる方法を書きます。 チェキ アイドル好きの方はご存じでしょうが、ポラロイド写真のことです。 アイドルはもちろん、いまやバンドでも当たり前になっているようです。 なぜかというと、原価率が低いので収益になり…

ジャズのためのマーケティング考2 ジャズにおける対立構造を数字で把握し、マーケティングに生かそう

ジャズという世界には独特の対立構造が存在します。 ざっくり言えば、コア層とライト層の対立です。 ファンでもミュージシャンでもコア層はライト層を蔑み、ライト層はコア層を軽蔑しています。 さて、これを数値化してみましょう。

ジャズのためのマーケティング考 ジャズで人を集めるために

ジャズのライブで客を呼びたい、ジャズのお店にもっと客が来てほしい、ジャズのイベントを成功させたい、ジャズについて書いた文章をもっと読んでもらいたいなどなど、ジャズで何かをはじめようとする人は今でも少なからずいます。 ではそういった場合、どの…

ジャズという音楽には本質的に”拒絶”の意志が含まれている だからジャズは敬遠される

久々にジャズの文献を読んで改めて感じたことは、ジャズという音楽には最初から”拒絶”の意志が含まれているという点です。 特にビバップ以降、ジャズは”拒絶”の意志と共に発展してきたといえるでしょう。 こんにち、ジャズが「とっつきにくい」「なんか怖い…

ジャズが好きになれる人の特徴 

ジャズを教えたりジャズについて書いたりしていると、「ジャズに興味はあるけど、好きになれるかどうか分からない」という話をよく聞くようになります。 これまでは、初心者でも分かりやすい名盤を教えたり、最初は分からなくていいからBGMに流して雰囲気だ…

小川隆夫「ジャズメン死亡診断書」を読んで、日本人の書いたジャズ本は二度と読まないと誓った

小川隆夫氏の「ジャズメン死亡診断書」という本を買ってみました。 僕は基本的にジャズの文献は読まないのですが、ジャズマニアの医師が書いた死亡診断書というところに惹かれてついポチってしまいました。 医師として書いているものだから、きっと客観的な…

僕が自信を持ってジャズについて発信できるのは、あの人がいたから

2018年を振り返ってみると、ジャズらしい活動を一切していないのになぜかジャズミュージシャン(ジャズインストラクター)として認知された年となりました。 これまでにもジャズを習いに来た生徒さんはいるのはいたんですが、その総数を2018年で一気…

「ヘタウマ」という幼稚な言葉を安易に使う人

最近モンクにはまっていて、伝記があったので購入しました。こちらはじっくり読み進めているのですが、それ以外にブログなどをいくつか読んでみて、久々にある言葉に出会いました。 「ヘタウマ」です。

アルバート・キングを改めて聴いたらSRVが嫌いになってクラプトンが前より好きになった

久々にアルバート・キングを聴いています。 この人はトーンも、フレーズも、楽曲も歌も全部好きです。 それはまあいいとして、改めて聴くとSRVが脳裏にちらついてなんか気になります。

ジャズベーシストから受けた仕打ちを思い出したので書いてみる

ジャズネタをもっと読みたいといったご意見を時々いただくので、あれこれ考えていたらふとジャズベーシストにされた仕打ちを思い出したので、成仏させる目的で書いておきます。 その前に言っておきますが、僕はジャズベーシストに何の恨みもないし、むしろウ…

ジャズに人を集めるヒント

以前とあるジャズクラブのオーナー(正確な情報は伏せます)から連絡があり、僕の視点からジャズクラブの経営やミュージシャン側の意見などを話してほしいと言われたので、思うことを全部お話しました。 「ジャズに人が集まらない理由」刊行後のことです。

ブルースのキー別、ギタリストの反応

「ブルース、Cで」 ギタリスト1「いいよ!(可愛いな)」 ギタリスト2「いいよ!(助かった…)」 ギタリスト3「いいよ!(この人好き)」 「ブルース、Aで」 ギタリスト1「了解!(よかったー)」 ギタリスト2「了解!(気を遣ってくれたのかな、優しい…

<逸脱>した若きジャズミュージシャンへ、39歳の元ジャズミュージシャンより

日野皓正児童虐待(ビンタ)事件について何度も書いてきましたが、この事件…というよりは渦中の中学生ドラマーに対する僕の”気持ち”は一切公にしてこなかったので、(たぶん)最後にそれを述べておきます。 以下は単なる僕の気持ちであり、事件に対する客観…

日本人が文化に接する際に持つ奇妙なダブルスタンダードについて

日本人がもつダブルスタンダード 以前にもどこかで書きましたが、日本人は様々な国内外の文化に対して奇妙なダブルスタンダードを持っていると僕は考えます。 自国の文化は国内外どこであろうと「日本的」であることを求めつつ、外国の文化が日本に入ってき…

日野皓正児童暴行事件について 音楽的質問への回答

僕は基本的にツイッター上では議論しないようにしているのですが(収集つかなくなるため)、本日 @meemee_hitsuji3さんから核心を突いていると思われるリプが来、スルーするのももったいない気がしたのでご本人の許可を取った上で引用、返信し皆さんと共有し…

ジャズにおける日野皓正の価値について元ジャズミュージシャンが本音で語ってみた

一連の報道で日野皓正というジャズミュージシャンをはじめて知ったという人は多いと思います。 ただ、この人が具体的にどういったアーティストで、どういった価値があるのかは熱心なジャズファンかジャズミュージシャンでないかぎりなかなかわからないと思い…

日野皓正児童虐待(ビンタ)事件について元ジャズミュージシャンが考えてみた 追記

ビッグバンド形式での<逸脱>は正当か? 確かに、ビッグバンド形式ではよりかっちりしたアレンジと、各パートの自制や連携が求められます。 とはいえ、ありかなしかで言うと、僕はありだと思いますよ。 ただし<回復>あるいは<着地>がちゃんと見えていて…

日野皓正児童虐待(ビンタ)事件について元ジャズミュージシャンが考えてみた

日野皓正ビンタ事件 ジャズトランペッターの日野皓正がコンサート本番中に舞台上で中学生のドラマーからスティックを取り上げ、さらに往復ビンタという暴行に及んだ件について、元ジャズミュージシャンという立場から考えてみました。

ジャズシーンが陰湿になりやすい原因がわかった気がする

ジャズシーンは陰湿だとよく言われていて、僕自身もそう思うしそういったことを見たりされたりもしてきました。 これまではジャズという音楽や、それを学ぶ過程で人がどこか陰湿になっていくものだと解釈していましたが、なんとなく違うのではないかと思い当…

日本人にとってブルースは弾けてないことを認識するためにやるもの

西洋、特にアメリカでは、ブルースは常に敬意を持って扱われます。 どんなテクニカル志向のミュージシャンでも、ブルースをバカにしたり軽視するような発言はしません。 シュレッドギタリストやコンテンポラリージャズの最先端のプレイヤーでも、話したり習…

ブルースはミュージシャンとしての自分を測る基準になる

ブルースという音楽は不思議な音楽です。 アドリブを勉強する際に、一番最初に学ぶのはブルースです。 なぜなら簡単でとっつきやすいからです。 早い人なら、半年から一年もやれば「じゃあもう少し複雑なものを」と先に進むでしょう。

ジャズが「陰湿」といわれる理由について考えてみた

「ジャズに人が集まらない理由」を書いてから、ジャズ(ミュージシャン)への愚痴をたくさん聞くようになりました。 この人なら言ってもいいらしい、と思われているようですw もちろん、言ってもいいし、他言はしない主義なので。 ただ、そういったお話を聞…

ジャズを聴いて、タイム神話が崩壊したときの思い出

ジャズをはじめたのがたぶん18ぐらいで、今年で20年になります。 まあ、今は演奏はしていませんが。 最近ふと、”タイム”神話が崩壊したときのことを思い出しました。 たぶん、19歳ぐらいの話です。 それまでは僕も、タイムというものは正確であればあ…

フュージョンアーティストの衣装がなんでダサいのかを考えてみたら意外なことがわかった

僕はフュージョンという音楽が嫌いです。 一部かっこいいと思うアーティストもいますが、全体としては嫌いです。 なぜかというと、ひとつは技術だけで中身を感じられないから。 もう一つは、衣装がダサいからです。 実は、このふたつは根底でつながっている…