八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

横浜でギター教室を運営するギタリスト八幡謙介が音楽やギターについてつづるブログ

ギターの奏法、脱力、フォーム

自分のフォーム理論の集大成としてイングヴェイの「Far Beyond The Sun」を弾いてみました

このブログでも何度か書いてきましたが、フォーム理論の集大成としてずっとイングヴェイ・マルムスティーンの「Far Beyond The Sun」という曲を練習していました。 ようやく動画が撮れたのでご覧下さい。 Far Beyond The Sunカヴァー youtu.be この曲を弾こ…

ギターのピッキングで、前腕の回転が甘くなっていたので修正した

ピッキング研究の仕上げにずっとイングヴェイの「Far Beyond The Sun」をコピーしていますが、なかなかあとちょっとのところで満足いくように弾けません。 一応最後まで弾けてるけど、どうしても納得できないし、完走率も5回に1回ぐらいです。 たぶん根本的…

改めて、僕にとってギターの速弾きとは何か

ギタリストにとって避けて通れない問題、それが速弾きです。 僕がギターを弾き始めた中学生の頃から2022年現在まで、ギター界で速弾きが廃れたことはたぶん一度もないでしょう。 そして、いまだに世界中のギターキッズが速弾きに憧れ、研鑽しています。 では…

ホテルカリフォルニア/イーグルス(Hotel California EAGLES)のソロを弾いてみました

最近約30年ぶりにイーグルスのホテルカリフォルニアをコピーしていました。 k-yahata.hatenablog.com 記念に動画にしておきます。 youtu.be iphoneにSHUREのコンデンサマイクを挿して一発撮りです。 ギターはプロト改、アンプはROLAND Blues Cube、エフェク…

ギターの運指(フィンガリング)を二段階に調節すると様々なプレイに対応しやすくなる

「ギタリスト身体論1」で運指についてかなり詳しく書きました。 刊行から12年ほど経った現在でもほとんど変化はなく、同じことを教えています。 これは怠慢ではなく、身体論1に書いたフィンガリングが普遍的だったから変化させる必要がなかったということで…

ギターにおける「ピッキングのニュアンス」とは何か

ギターの世界で「ピッキングのニュアンス」という言葉があります。 僕も10代の頃に雑誌などでこの言葉を何度も見かけて、何だろうと不思議に思っていました。 ただ、当時の雑誌などでは詳しい説明はなく、ギタリストの方も「できるやつにしかできない」と…

八幡式ピッキングにおける速弾き理論

僕は速弾きの専門家ではありませんが、教室ではある程度までは教えています。 今回は「ギタリスト身体論3」で公開した八幡式ピッキングにおける速弾き理論をご説明します。 速弾きの目的 そもそも、速弾きの目的とは何か? 言うまでもなく、<速く弾く>こ…

ギターで弾けないフレーズがあったら、その前と裏を探ってみると答えが出る

たぶん前もどこかで書いたような気がしますが、もうおさらい。 ギターで何かを弾いていて、技術的に弾けないフレーズがあったとします。 恐らく、ほとんどの人はその箇所をたくさん練習することでクリアしようとするでしょう。 あるいは、弾けない理由を分析…

ピッキングフォームをより厳密にするため、肩のエクササイズを追加した

独自のピッキングフォームを教えはじめて数年になりますが、どうも横浜ギター教室の生徒さんを見ていると肩の使い方が甘いのが分かってきました。 というのも、肩を使う際はがっつり三角筋という筋肉を使うので、ある種筋トレになります。 ちょっとやるとす…

ICHIKA氏のギターを聴いて技術について昔考えていたことを思い出した

最近、どこかでICHIKA氏の名前を聞いて、YOUTUBEで検索して観てびっくりしました。 youtu.be テクニックどうこうというより、これを聴いていて「ギターってどういう楽器だっけ?」と思わせられたことが衝撃でした。 エレキギターにまだこんな可能性があった…

ギターを弾く腕をどこで支えるかという問題

ギターを弾くとき、右手を必ずギターの弦がある位置まで持ち上げます。 そうしないとピッキングができません。 ということはつまり、ギターを弾いているとき、腕一本をずっと支えているということになります。 じゃあどこで(どの筋肉を使って)支えているの…

ピッキングフォームの応用をあれこれ試してたけど、結局基本に戻った

僕は2015年からピッキングフォームを研究しはじめ、現在では完成しています。 詳細は新刊「ギタリスト身体論3(仮)」に掲載しています(今冬発売予定)。 基礎は完全に固まったんですが、応用についてはいろいろ可能性がありそうなのでずっと模索して…

ギターの運指をもう一段階レベルアップさせるために、使える指先/使えない指先を知ろう

ギターの運指については今でも「ギタリスト身体論(1)」に書いたことをそのまま教えていますが、ある程度レベルアップしてくるとそれだけでは弾けないものもあります。 そこで今回は、使える指先/使えない指先についてご説明します。 使えない指先 まずは…

ミュージシャン、手仕事の方必見 無料で誰でもできる前腕をほぐす方法・改

以前こちらの記事で書いた前腕をほぐす方法を改良したので改めてご紹介します。 k-yahata.hatenablog.com 親指と手の向きに注意 以前は親指を人差し指の外に出して、手の甲を上にしていましたが、それを写真のように親指を握って掌を上にします。 両手ともこ…

脱力=押弦の弱さ、ピッキングの弱さではない

ご存じ楽器を弾く際の脱力ですが、どうもこれ自体2種類の概念が存在する気がしてきました。 ひとつは楽器に対する入力の弱さを脱力とする考え方、もうひとつは筋力そのものをできるだけ使わないようにすることを脱力とする考え方です。 僕の定義では、前者は…

ギターのフィンガリングを完全に脱力した状態からスタートする

ギターにおける左手の様々な問題は、ほぼ100%力みからきていると言っていいでしょう。 実際教えていても、力みを取り除いていけば問題のほとんどは解決します。 そこで、脱力することだ重要となり、ではどうやって左手を脱力させることができるか?とい…

ミュージシャン、手仕事の方必見 自動的に前腕の緊張をほぐす方法

こちらの記事の改良版があります。 文末から飛んでください。 ミュージシャンにかぎらず、手や指を使った仕事をしている人は慢性的に前腕が緊張しています。 中にはそれをほぐすためにストレッチをしたり、マッサージや鍼に通っている人もいるでしょう。 僕…

ギターを弾く際、前腕を振らないという認識

僕の教えているピッキングは、前腕を回転させて行います。 ただ、ひとくちに前腕の回転といっても、簡単ではありません。 まずどこを軸に前腕を回転させるか、前腕以外の部位はどうするか、本当に狙い通りの運動になっているかなどなど、様々な要素が加わっ…

ピッキングの身体操作に「上腕」が新たに加わった

2015年からピッキング研究を続けていて、既に完成はしているんですが、補強や微調整はずっと続けています。 運動理論や身体操作が大幅に変わるということはもうありませんが、ちょっとしたことで「こうした方がいいかな」「レッスンではこの方が伝わりや…

首肩の凝りをほぐしていたらギターを弾くときの脱力感がより増した。

僕はずっと首と肩が固まっていて、ここ数年は年齢のせいもあるのか、自律神経に影響している感じがありました。 ようやくそれがわかったので、最近集中的に首肩の凝りをほぐすようにしています。 方法としては、姿勢の矯正です。 これでかなり筋肉がほぐれて…

ギターのフォームを学ぶ意義 フォームを無視していいのは天才ギタリストだけ

エレキギターの世界にはいつまでもフォーム不要論がはびこっています。 「歴史に残るギタリストのフォームを見てみなよ、一人一人全然違うだろ?だからそれぞれ個性が出て素晴らしい演奏ができる。つまり”正しいフォーム”なんて存在しないんだ。フォームなん…

ギターの演奏と呼吸 弾き始めに息を止めない

エレキギターと呼吸の関係性について言及している人は少ないと思います。 というか、僕は聞いたことがありません。 僕自身もこれまであまり深くは考えてきませんでしたが、最近ふと気づいたことがあるので書いておきます。 イングヴェイの曲で、弾き始めから…

音符の伸縮を理解すれば音楽の表現力は確実に上がる

音符というものは正しく演奏するべきだとされています。 まあ最初はそれでもいいと思います。 しかし、あるレベル以上になるとその正しさは疑ってかかったほうがいいでしょう。 なぜかというと、音符の弾き方が正しい故に表現が不十分となることがあるからで…

フォーム習得のプロセスで「探究心」は邪魔になることがある

横浜ギター教室ではピッキング・フィンガリングフォームに確固たる理論が存在します。 その理論に従って弾けば、ほとんどの問題は解決できるということは既に実証済みです。 また、あるレベルを超えると理論から外れたフォームが有効となることも確認してい…

ギターを弾くと手首や指が痛い! 右手(ピッキング)、左手(運指)に共通する原因

「ギターを弾くと手首や指が痛くなってくる」 これは横浜ギター教室では定番のご相談です。 といっても教室では治療のようなことは一切いたしません。 ギターのフォームを矯正するだけです。 僕が考案したピッキング、フィンガリング(運指)のフォームに矯…

ピッキングとフィンガリングを整えるだけでギターの音は見違えるほど良くなる

横浜ギター教室では基本的に機材についてはあんまり話しません。 正確に言えば、サウンドを機材のせいにしないと言った方がいいでしょう。 サウンドが悪ければピッキングとフィンガリングを徹底的に見直します。 そして、それらが整ってくると見違えるほど音…

フォームに理論を持てば楽器の上達はそれほど難しいことではなくなる

ここ最近、横浜ギター教室でピッキングを教えるときは必ずといっていいほど「理論通りに」と言っています。 理論とは僕が作ったピッキングの身体操作理論です。 一通り生徒さんにそれを教えて、後はそれぞれ定着させている段階ですが、ちょっとレッスンの時…

J-POPのカッティングとファンクのカッティングの違い

以下は私見ですが、J-POPのカッティングとファンクのカッティングは違います。 何が違うかというと、「チャカ」とダウンアップ一往復したときに聴き取れる弦の分離感です。 J-POPのカッティングはこの分離感がなく、「チャカ」がひとつの塊になって聞こえま…

不具合が起こるフォームは全て間違っている

各楽器にはひとまず正しいとされているフォームがあります。 この「ひとまず」はウン100年かけてのひとまずもあれば、ウン10年でのひとまずもあります。 いずれにせよ、現時点で比較的多くの人、あるいは指導的立場の人が正しいと言うフォームです。 こ…

ベースの方に身体操作を教えたが、フォームに関してはギターと全く同じだった

横浜ギター教室にて、久々にベースの方にフォームをお教えしました。 以前にもベーシストに教えたことはあるのですが、 そのときはグルーヴなどの話が中心だったので、がっつり身体操作を教えたのははじめてかもしれません。 ギターとベースはシステムとして…