2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧
僕は17歳ぐらいからジャズに興味を持ち、これまで20年以上いろんなところで、いろんな方法で学んできました。 その結果言えることは、ジャズに関する資料は、年表とアメリカ人の書いた伝記(自伝)だけあれば十分です。
僕の世代は、「人は追い詰められれば能力が開く、だからだからぎりぎりまで追い詰めることが愛情」という考えが一般的でした。 もちろん、全ての指導者がそうだったわけではありませんが、上記のことは普通の指導風景としてまかり通っていました。 こういっ…
ジャズを教えたりジャズについて書いたりしていると、「ジャズに興味はあるけど、好きになれるかどうか分からない」という話をよく聞くようになります。 これまでは、初心者でも分かりやすい名盤を教えたり、最初は分からなくていいからBGMに流して雰囲気だ…
小川隆夫氏の「ジャズメン死亡診断書」という本を買ってみました。 僕は基本的にジャズの文献は読まないのですが、ジャズマニアの医師が書いた死亡診断書というところに惹かれてついポチってしまいました。 医師として書いているものだから、きっと客観的な…
日本では自己主張をしようとすると「まずちゃんとやってから」と強制的にブレーキをかけられることが多々あります。 確かに、まずちゃんとできることは大事です。 ただしそのちゃんとも度が過ぎると個性を潰してしまったり、やる気を削いでしまうことが多々…
名サイドマンとして名高いコーネル・デュプリー(Cornell Dupree)というギタリストがいます。 一般的な知名度はあんまり高くなく、実は僕も数年前まで知りませんでした(音は聴いたことあるはずですが)。 ギタリスト同士で話していても名前が出てくること…
2018年はヴァーチャルアイドル元年といってもよかったと思います。 しかしこれは始まりにすぎないでしょう。 今後はヴァーチャル○○が増加の一途をたどると思われます。 そして必ず出てくるのは……ヴァーチャルミュージシャンでしょう! 二次元のキャラク…
教室にジャズを学びにくる生徒さんが増えて、僕自身も改めてジャズを教えながらジャズを学んでいます。 そんな中、浮き彫りになってきたのがジャズに絶対必要な「到達→破壊」というプロセスです。
ギターを弾くとき、弦を押さえた後、みなさんはどうしていますか? おそらく多くの人は弦を押さえた指を上げていると思います。 しかしこれが間違いなのです。 なぜかというと、指を上げると弦から指が離れすぎてしまったり、逆に力んだりするからです。 ま…
ジャズファンクって何? なんかお洒落っぽいけどどこから入ったらいいのかわからない。 基準がわからない。
ピッキング研究が3年ちょっとで一端終わり、新しいピッキングは完成したんですが、その後どうしても微調整がうまくいかず、リハビリをしていました。 新しいピッキングは親指の使い方がポイントなのですが、それがあとちょっとのところでうまくいきません。…
僕の世代はよく「嫌いなことでも将来役に立つからやっておきなさい」と強制されてきました。 一方、最近では「嫌いなことをやっても何の役にも立たないから好きなことをやるべき」といった意見を多く耳にするようになった気がします。 これから何をやろうか…
個人的に、美空ひばりは他の数多の歌手と完全に異質であると感じていましたが、最近ようやくそれがはっきりとわかってきました。 美空ひばりは歌とそこに関係する意識を全部自分の外に出して歌っています。 だから歌がとても大きく、逆に本人がとても軽く見…
2018年12月29日~2019年1月2日まで、5日間一切ギターを触らないとう実験をしていました。 普段から意識してオフを取るようにはしていたんですが、さすがに5日間も休めることはそうそうないので、この機会に実験してみることにしました。 初…