八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

ギター講師八幡謙介がギターや音楽について綴るブログ。

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

スマホで操作するギターアンプLINE6 AMPLIFiが快適すぎて怖い

以前モニターキャンペーンで当たっAMPLIFi75があまりにも快適なので改めて書いておきます。 実は割と最近まで本機をギターアンプとしてのみ使っていました。 というのは、YAMAHA THRをオーディオスピーカーとして使っており、こちらも十分音はいいので、わざ…

アーティスト活動は命をかけたサバイバル

アーティスト活動は、文字通り命がけのサバイバルです。 特に、30過ぎたら「見切りをつけて就職」が困難になるので、誇張ではなく本当に命がかかっていることを実感します。 さて、そうしたサバイバルに身を置いているにもかかわらず、いつまでも進む道を選…

日本人にとってブルースは弾けてないことを認識するためにやるもの

西洋、特にアメリカでは、ブルースは常に敬意を持って扱われます。 どんなテクニカル志向のミュージシャンでも、ブルースをバカにしたり軽視するような発言はしません。 シュレッドギタリストやコンテンポラリージャズの最先端のプレイヤーでも、話したり習…

ブルースはミュージシャンとしての自分を測る基準になる

ブルースという音楽は不思議な音楽です。 アドリブを勉強する際に、一番最初に学ぶのはブルースです。 なぜなら簡単でとっつきやすいからです。 早い人なら、半年から一年もやれば「じゃあもう少し複雑なものを」と先に進むでしょう。

ギターを弾いていて痛みが出たらそれが「答え」なので、後はこう対処すればいい

ギターやその他楽器を弾いていて、どこかが痛くなったとします。 その痛みは、自分がやってきたことのひとつの「答え」です。 もちろんそれは、何かが間違っていたという意味です。 日本人は失敗恐怖症ですから「自分のやっていたこと間違っていた」とわかる…

ギターレッスンで「どれくらいやればいいか」を訊いてくる人の心理

横浜教室でギターを教えていると時々、「どれくらいやればいいか」と訊かれます。 例えば、 「1日何時間ぐらい練習すればいいですか?」 「これを何ヶ月やればできるようになりますか?」 「レッスンにどれくらい通えば上手くなれますか?」 などなど。 こ…

アドリブで使うベタなフレーズは「初心者向け」ではない

アドリブでよく使われるベタなフレーズは、決して「初心者向け」というわけではありません。 また、ベタなフレーズを使っているからレベルが低いとか、個性がないといったことでもありません。 そもそもベタなフレーズというのは、説得力があり、しかも使い…

アドリブ上達のコツは、手数ではなくひとつのフレーズをどれだけ使いまわせるか

アドリブ初心者から中級者は、アドリブを手数で乗り切ろうとしてしまいます。 そのため、やたら多くのフレーズを覚え、それらをどんどん投入していきます。 そうすると何となくよく弾けているような気になりますが、録音したものを聞いてみると、各フレーズ…

初心者にありがちなグルーヴの勘違い グルーヴとパターンは違う

初心者のうちはグルーヴというものがなかなか分からなかったりします。 既に感じているはずなのですが、それを整理して頭で理解しようとするからでしょう。 そうして、楽器をはじめて間もない人(といっても10年未満ぐらい)がよく陥る勘違いは、各ジャン…

ジャズもアレだけどロックはロックで頭固いなと改めて思った

個人的にはジャズミュージシャンのアレな部分がいつも気になって仕方なく、このブログでもよく批判的に取り上げていますが、ロックはロックで結構頭固いなとも思います。 例えば、エアロスミスのWalk This Wayという楽曲。 エアロスミス - Wikipedia 元々は…

グルーヴの仕組み 全員が絶対的なタイムに合わせて演奏するとつまらなくなる理由

アンサンブルで、個々のプレイヤーが絶対的なタイムに合わせようとすると、演奏が堅くつまらないものになっていきます。 一方、それぞれのタイムがかなりずれているアンサンブルの方がグルーヴしていることが多いです。 なぜそうなるのでしょうか? 本来演奏…

譜面を読む練習をする際、やってはいけないこと

譜面を読む練習の目的は? 譜面を読む練習(以下、リーディング)をする際、多くの方は無意識的にやってはいけないことをやってしまっています。 それは、止まることです。 まずリーディング練習の目標を確認しましょう。 リーディング練習の目標は、ミスをし…