八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

ギター講師八幡謙介がギターや音楽について綴るブログ。

2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ボブ・マーリーの「Redemption Song」をキレイに弾いたら全然違ってたという話

僕がギターで「ラグ」という概念を考えるようになったきっかけが、たぶんこの曲だったと思います。

ブルースフィーリングとは何か? 日本人とブルースフィーリングの関係

「ジャズギターがつまらない理由」で僕は、ジャズギターの役割はBLUESフィーリングを出すことであると述べました。 ではその「BLUESフィーリング」とはいったいどういうものなのか、そして、我々日本人と「BLUESフィーリング」の関係をご説明したいと思いま…

ジャズギターがつまらない理由 18 まとめ

では最後に僕の考えをまとめておきます。 ジャズギターはギターの最終進化形態ではない ギタリストは、なぜかジャズをギターの最終進化形態、ギタリストが最後に行き着く最高のものだと勘違いしていますが、まずこの考えを捨てるべきでしょう。 歴史的にも間…

ジャズギターがつまらない理由 17 ジャズギターという泥沼②

前回の記事で、 ・最新のジャズギターにはだれも興味ない ・みんなが好きなのはやっぱりBLUESフィーリング溢れるギター と書きました。

ジャズギターがつまらない理由 16 ジャズギターという泥沼①

ジャズギターというジャンルは、ロックの台頭でジャズそのものと同時に一旦滅び、そしてフュージョンという名で生まれ変わったかに見えましたが、結局それも行き詰まり、ここ10年近くはもう完全に泥沼にはまって身動きが取れなくなっていると言えます。

ジャズギターがつまらない理由 15 BLUESを忘れたから

ジャズギターがつまらない理由をこれまで考察してきましたが、一方で長年色あせないジャズギターアルバムがあります。 その中でも最も有名で、誰もが格好いいと称賛するアルバムといえば、ケニー・バレルの「Midnight Blue」でしょう。

ジャズギターがつまらない理由 14 ジャズ史に残るギタリストが最初期に一人しか出ていない

ジャズの歴史(ジャズギターではなく、ジャズ全体)上、「この人がいなかったら後の○○はなかった」といったような重要な役割を果たしたジャズギタリストはいったい何人いるか、と考えてみました。

ジャズギターがつまらない理由 13 難解であることがアイデンティティとなっている

ジャズギターは、ジャズの中でも存在感を示すことが困難な楽器です。 そのため、他の楽器の特徴を模倣し、「ほら、ギターでもできるよ」とある種の虚勢を張ることで自己主張を続けてきました。