八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

ギター講師八幡謙介がギターや音楽について綴るブログ。

2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

楽器が上達したければ、上の人とつるむべし

今回は、楽器の上達と人間関係について。 楽器が上手くなりたければ、もっと言えば、プロになりたかったら、自分よりも上の人と遊んでもらえるようになりましょう。 単純に年上の人や、自分より上手い人、あるいは既にプロ活動している人などとつるむよう心…

ギターの音作りは一人でやっていても意味がない

多くのギタリストは、ライブやレコーディングに向けて、自宅であれこれ機材を組み合わせ、 音作りをすると思います。 よし、完璧だ!と確信した音をいざ現場で出してみると、ぜんぜん違った聞こえ方でがっかりした、という経験は誰しもあるはずです。

パット・メセニーと機材の話

以下はB音大でのセミナーで実際にメセニーが話していたことです。 メセニーはある時期まで機材に徹底的にこだわっていて、自分の機材じゃないと絶対に演奏しなかった。

ギターの音抜けについて 「抜けがいい」とはサウンドではなく「状態」である

電子書籍にも書いたことですが、ギターの「抜け」について再度僕の考えを述べておきます。 抜ける楽器はない よくギターの売り文句で「最高の抜け!」とか「これほど抜けのいいギターはそうそうありません」みたいなのがあります。 これは、楽器それ自体が「…

速弾きの意義 身体操作の検証として速弾きを練習する

「速弾き」という奇妙なジャンルがあるギターの世界。 この「速弾き」について、僕が前々から提唱している考え方を述べておきます。

音大を出たことでの意外なデメリット

音大を出たことで、メリットを受けている人も多いでしょうし、それを期待して音大に進学する人も多いでしょう。

速弾き練習のコツ やってはいけない練習、意外と効果的な練習

速弾き(正確には速弾きの練習法の研究)をやっていて、新たにいくつか分かったことがあるので書いておきます。

音に感情を乗せると必ずタイムはぶれる タイムが正確な演奏がつまらない理由

音に感情を込めると、タイムがぶれます。 ざっくり言うと、勢いや気合いを入れると突っ込みます。 逆に、優しく大切に弾こうとするともたります。 この是非について。

噛み続け症候群と楽器練習の関係

演奏時の意外な盲点とは 皆さんは楽器を弾く際、何に気を付けていますか? 姿勢? 立ち姿? 筋肉の緊張?…… それらも大事ですが、実は一見関係ないと思われる部分が楽器の演奏と密接に関係しているのです。 それは、歯です!

合理的なギターの習い方 あえて言われた通りにしてみた方がその先生の善し悪しを見極められる

ギターや楽器だけでなく、様々な習い事に応用できる賢い習い方をお教えしたいと思います。 結論からいうと、自己主張を捨て、100%先生に言われた通りに やってみるのが最も賢い習い方です。 それをするとどうなるのかを考えてみましょう。

戦略的にオフを取ろう! ミュージシャンなら知っておきたい脳の機能「デフォルト・モード・ネットワーク」(DMN)の活用方

以前、こちらの記事で、脳の「デフォルト・モード・ネットワーク」(DMN)という機能についてご説明しました。 k-yahata.hatenablog.com 簡単におさらいすると、 ・脳は何もしていないときに過去の記憶を整理している。 ・この時間を作らないと練習内容を消…