毎年新年になると今年の目標を立てる人がいると思いますが、あんなものは何の意味も無いのでさっさとやめるに限ります。
なぜか?
そもそもたった1年で叶うような目標なんて大したことではありません。
また、目標を立てるとそれがゴールになってしまいます。
ゴールを1年刻みで細かく設定すると、燃え尽きやすくなります。
もちろん目標が叶ったら次、またその次とすぐにあらたな目標を設定できる人はいいのですが、なかなかそう上手くはいきません。
目標が叶うということは、それだけ辞めるきっかけを掴むということです。
結果を出せば自分にも他人にも言い訳ができるので。
何かをきっちり辞めるために細かく目標を立てるというのなら別ですが、長期的な継続を想定しているのなら細かい目標はむしろ落とし穴になることがあります。
ですので、新年だからといって目標なんか立てずにいつも通り続けていくのが一番いいと僕は思います。
それでもどうしても目標を立てたいのなら、成功するまでやると決めましょう。
有名な話で、アフリカの呪術師が雨乞いをすると絶対に雨が降るそうです。
なぜなら雨が降るまで雨乞いをするからだとか。
それと同じで、成功するまで続けたら絶対成功します。
たぶん、その覚悟がないから無意識に1年という短期間で目標を設定するのでしょう。
1年経ったら晴れて無効にできますからね……
そうやって変に目標を刻むから何も身につかなくなるのです。
だから目標なんか立てずにだらだらと続けていくのが一番です。
もちろんそこに中身が伴っていないと意味ないですが、継続しなければ中身があるのかないのかも分かりません。
それなりにアンテナを張りつつ、努力できるときは努力しつつ、基本だらだらと継続していけば、どこかでいい出会いが必ずあります。
それは3年後かもしれないし、10年後かもしれません。
いずれにせよ、長く続けないと分からないことです。
そのために、1年ごとに目標を立てるのはやめましょう。