八幡謙介ギター・音楽教室in横浜講師のブログ

ギター講師八幡謙介が音楽やギターについてつづるブログ

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作曲する人は最初にイメージを詰める作業をしておくと後がはかどると思う

時折、生徒さんの作った楽曲を聴かせてもらい、アドヴァイスすることがあります。

そのとき、多くの場合は何が表現したいのかが掴めません。

で、「この曲のイメージは?」と訊くと、ぼんやりとした返事が返ってくるか、全く無言だったりします。

そして、だいたい「楽曲とイメージ」の話になります。

 

個人的に、楽曲の善し悪しは、リスナーが具体的なイメージが持てるかどうかだと思います。

そのイメージが作曲者との狙い通りであれば一番いいし、仮にそうでなくても、リスナー個人個人にちゃんとイメージが湧けば、それは”いい曲”だと思います。

作曲とは、リスナーのイメージをコントロールすることと言ってもいいでしょう。

 

では作曲する側はそのイメージをどうやって持てばいいのか?

例えば「海」というイメージで作曲しようとします。

その「海」に対して自分でどんどん質問をしていきます。

どこの海?

どんな波?

何色?

天気は?

誰と見ているの?

泳いでいるの?

どんな水着で?

などなど。

 

イメージが「雨」なら、

どんな雨?(どしゃ降り、しとしと雨、夕立……)

時間は?

季節は?

その雨に対して自分は?(雨宿り、降られている、窓から見ている)

外にいるとしたら、傘の色は?

どんな服を着ているの?

などなど。

 

そうすることでイメージがどんどん固まっていきます。

早朝のしとしと雨と激しい夕立ではイメージが全然違うはずです。

それらをひとくくりに「雨」としただけではぼんやりしすぎて自分でも何をつくっていいのか分からないはずです。

その状態で記号をつなぎ合わせて作曲しても、楽曲は成立するかもしれませんが、イメージがぼんやりしていたり、つぎはぎだったりして、結局リスナーが何もイメージできません。

というか、仮にノート1冊分のイメージを持っていたとしても、それでもリスナーが何かをイメージできるかどうかは賭けのようなものです。

だからこそアーティストは徹底的にイメージを詰め、そのイメージに合わせた衣装、MVなど趣向を凝らしてリスナーになんとか届けようとするのです。

とはいえ、衣装やMVは楽曲ができてからの話なので、作曲する段階であればとにかくイメージを詰める作業だけをすればいいでしょう。

 

楽曲とイメージで言うと、パット・メセニーがその名人と言っていいでしょう。

聴いたことない人は「Travels」という曲を聴いてみてください。

個人的にはこのアルバムでのトリオ・ヴァージョンが好きです。

泣けます。

Trio 99-00

Trio 99-00

 

 

Trio 99-00

Trio 99-00

 

 

こちらは僕が昔作った曲です。

いい曲かどうかは知りませんが、イメージならいくらでも語れます。

一応坂本龍一教授のラジオで流れたことがあります。

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