八幡謙介ギター・音楽教室in横浜講師のブログ

ギター講師八幡謙介が音楽やギターについてつづるブログ

メタルの弊害 メタルばっかり聴いて(弾いて)るとダイナミクスに対する感性が馬鹿になる

メタルは好きです。

中学生の頃から聴いてるし、今でも時々聴きます。

ライブもぼちぼち行ったし、これまで行った全ての音楽のライブでスレイヤーがたぶん一番良かったです。

 

ただ、メタルという音楽には確実に弊害があります。

それは、ダイナミクスに対する感性が馬鹿になるということです。

ダイナミクスとは音の強弱(大きい、小さい)です。

音楽はダイナミクスの芸術だと言う人もいます。

その重要な要素がメタルでは良くも悪くもないがしろとなっています。

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仮にダイナミクスを5段階に分けるとしましょう。

例えば、一般的なロックやポップスでは、

 

イントロ 5

Aメロ 3

Bメロ 4

サビ 5

 

といった風にダイナミクスが変化します。

しかし、メタルの場合は、

 

イントロ 5

Aメロ 5 

Bメロ 5

サビ 5

 

とずっとフルの状態が続きます。

もちろんそれがメタルの力強さやある種の美しさの表現なのでこれはこれでいいんですが、こればっかり聴いているとダイナミクスに対する感性が馬鹿になります。

実際、メタル出身でそれ以外のこともやってみたいという人が一番苦労するのがダイナミクスに対する認識です。

ゆるーい曲なのにガチガチにフルピッキングしたり、明らかにダイナミクスを落として弾く場面でもずっと同じ弾き方をしていたり……。

 

メタルを聴くこともやることも全く否定しません。

ただ、メタルしか聴かない、メタルしか弾かないというのは単純にミュージシャンとしてもったいない気がします。

ダイナミクスというものがよく分からないという人は、一度オーケストラを聴きにいってみるといいと思います。

僕もはじめてオーケストラを聴いたとき、感動してその後音楽の聴き方が変わりました。 

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