八幡謙介ギター・音楽教室in横浜講師のブログ

ギター講師八幡謙介が音楽やギターについてつづるブログ

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何かを長く続けたいなら承認欲求より初期衝動の方が大事

 

何かを長く続けたい場合、初期衝動が大事だとよく言われます。

僕もギターを25、6年弾いてきて、改めて振り返ってみると本当にそうだなと納得できます。

この初期衝動と対になる概念が承認欲求です。

この二つは同じように見えて、実は全然違います。

その違いも長く何かを続けてみないと見えてこないのでやっかいです。

 

初期衝動と承認欲求の違いは、目的やゴールがあるかどうかです。

初期衝動には何の目的もゴールもありません。

ただただ熱い何かが自分の中に芽生えて日々悶絶している状態です。

一方承認欲求は、目的やゴールがはっきりしています。

認められたい、有名になりたい、といったものです。

どちらも何かをはじめるにあたって大きな力となりますが、長期的に見ると決定的に違っていることがわかります。

それは、満たされたときに消えるか消えないか、です。

 

初期衝動は何年経っても、十分満たされてもまだ消えません。

一方、承認欲求は満たされれば嘘みたいに消えてしまいます。

自分の例でお話します。

 

まずは承認欲求。

僕も人並みに承認欲求は持っていて(普通の人よりも強かったと思います)、10代から20代はそれだけで動いていたといってもいいでしょう。

ありがたいことに、それらは30代で公私共に完全に満たされました。

それに伴って、いろんな欲求が消えていきました。

そのひとつが音楽活動です。

僕はある時期から仕事がレッスンや執筆中心となったり、体を壊したりして音楽活動をやめたのですが、それがある程度落ち着いてきても、いつまで経っても活動を再開したいという欲求は生まれてきません。

おそらく僕にとってのそういった活動は承認欲求に由来していたのでしょう。

しかし、音楽自体をやめるつもりは毛頭ありませんし、40歳になった今の方がこれまでよりもいろんな意味で強い意志を持っています。

その矛先はジャズ、音楽の仕組み、ギターの奏法の研究など、音楽をはじめた初期に持っていたものです。

レッスンはそういった初期衝動の累積から生まれた財産の共有という意味で、初期衝動の延長といえるでしょう。

あと文章ですね。

文章も思春期の頃から興味があり、なおかつそれで認められようなんて一度も思ったことがなかったので、ある意味音楽よりもピュアな初期衝動に入ります。

それらが上手いこと仕事になっているので、少なくとも今後そういった仕事において熱が冷めるということはないでしょう。

仕事がもし承認欲求頼みの音楽活動だったら……30代で満たされた時点で燃え尽きてしまい、引退していたかもしれません。

実際、そういった人も多く見てき、今では僕の生徒さんでかなりいいところまで行って引退した人も出てきました。

 

とはいえ、若いうちは自分の中にある衝動が承認欲求なのか初期衝動なのかはわからないでしょうし(僕もわからなかった)、こういったことは運に任せるしかないのでしょう。

僕はかなり遠回りして初期衝動を仕事にできたので、運が良かったと思っています。

ある程度年齢を重ねた人は、一度自分の中にある衝動を整理してみることをオススメします。

 

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