八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

ギター講師八幡謙介が音楽やギターについてつづるブログ

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質問への回答 23 

 

peing.net

 

「アフロアメリカンのミュージシャンは<逸脱>がない演奏に対して、不快感、否定的感情を抱いている様子はありましたか?」

そういう空気は何度も感じたことがありますが、はっきりした不快感や否定の意を表明する人はいませんでした。

黒人はだいたいおおらかなので、多少スクエアな感じでも「あーこいつはこうなんだ」と受け止めるひとが多いです。

ただ、一緒に何かやるときにはファンキーさ(僕の言う<逸脱>)がないと認められないでしょうねえ。

 

<逸脱>という感覚に関しアフロアメリカンのミュージシャンと話をしたことはありますか?

そもそも、<逸脱>という言葉は日野皓正児童虐待事件の際にジャズを知らない一般の方にジャズという音楽を理解してもらうための僕がつくった造語です。

k-yahata.hatenablog.com

あくまで日本人向けの言葉です。

英語だとたぶん<ファンキー>がそれにあたるのでしょう。

「ファンキーとは何か?」といった議論を黒人としたことはありません。

そうした議論自体が<スクエア>(頭でっかち、杓子定規の意)なので。

結局そこは、音楽なら音で語りあうものです。

過去に黒人(アメリカ人、ジャマイカ人など)とバンドをやっていたことがありますが、本当に感覚が全く違っていて面白かったです。

アムステルダムのセッションでトランペッターの爺さん(アフロアメリカン)に「お前いいフィールしてんな、どこで学んだんだ?」と言われ「古いレコードからだよ、学校じゃ何も教えてくれないからね」と言ったら気に入られ、その後バンドに誘われて仕事を一緒にやるようになったことは僕の一生の思い出です。

僕は今でもそのときのフィールでジャズを捉えています。

 

余談ですが僕が語るジャズは基本的に、日本人視点での(僕が思う)正しいジャズをとらえ方です。

「アメリカで黒人ミュージシャンがこう言っていた」というのをそのまま言っているのではありません。

いろんな経験をかみ砕いた上で日本人にとって最も重要と思える視点で解説しています。

はじめてのジャズ

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