八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

ギター講師八幡謙介が音楽やギターについてつづるブログ

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質問への回答11 音感について

peing.net

まず、絶対音感は必要ありません。

相対音感はどこまでも鍛えるべきですが。

 

・コードを弾いてテンションを名指しできる耳は必要か?

必要かどうかというより、ジャズをやっていれば結果的にそういった耳はできてきます。

しかしそれは実践から培った能力だし、テンションを名指しできることに何の意味もありません。

だからそんな練習をする必要はないし、それをしたからといってジャズの演奏がよくなるとは思えません。

音大でよくテンション当てゲームみたいなのをやりましたが、何の役にも立ってませんし…。

 

・トニックから見て何度に移ったかを瞬時に判断できるようになるべきか?

これも同じで、この場合ジャズに限らず音楽を続けていけば聴いているだけで「あ、今4度いったな」とか「今のコード一瞬移調してるな」と分かるようになります。

これも、結果そういったことができるようになったというだけで、コードを当てる訓練をする必要はありません。

強いていえばいっぱい耳コピしていけばそのうち分かるようになってきます。

 

・そういうことができなければアドリブに合わせてヴォイシングやテンションを変化させられないのではないか? 

僕はソロに合わせてヴォイシングやテンションを変化させますが(当たり前ですが)、その際ソロイストが弾いているスケールやテンションを名指しで判別しているわけではありません。

ソロの流れを感じてヴォイシングやテンションを足したり引いたりしています。

よくわからんときはバッキングを一瞬やめるか、あるいは3度7度だけで様子を見ます。

たまに確実に「♯9来た!」とか名指しで分かるときがあるのでそのときはテンションをきっちり合わせます(ソロで使われている音をコードに入れたら確実に合うというわけでもないのですが)。

ジャズミュージシャンを目指す課程で、バッキング=音当てゲームだと勘違いする時期はあります。

僕も長くそう思ってましたが、そういうバッキングほどうっとうしいものはないということに気づいてからやり方を変えました。

ウイントン・ケリーのバッキングを研究してみるといろいろ分かってくると思います。

 

・音感の訓練がどこまで必要か?

僕がレッスンでも行っている音感の訓練は、

 

 名盤を聞き込む

 譜面を使わずに弾く

 弾くリズムや音を歌う

 耳コピをする

 

と、これぐらいです。

あとはジャズならセッションで試す。

これ以外にアカデミックなトレーニングは必要ありません。

そういったトレーニングや音当てゲームみたいなのばかりやっていると、いわゆる音大生っぽい演奏になっていき、そこから抜けられなくなります。

まあそこを目指すのなら話は別ですが。

CDB166 ギタリストのためのハーモニー 耳コピで学ぶオンガクのしくみ

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