八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

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質問への回答6 ジャズにおける「ブルース」とは

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<回答>

ジャズの世界で「ブルースをやる」とは、いわゆる3コードのブルース、ジャンルとしてのブルースをやるのではなく、ジャズ形式のブルースをやるということです。

ですからコード進行や演奏の形式は完全にジャズです。

以下、キーCでジャズにおけるブルースの典型的なコード進行を書いてみます。

 

| C7 | F7 | C7 | C7| 

| F7 | F7 | C7 | E-7(♭5) A7 |

| D-7 | G7 | C7 | D-7 G7 |

 

たぶんこれが一番オーソドックスなコード進行ではないかと思います。

これをもっとコードを増やしたり、あるいは簡略化することもできます。

また、ジャズ形式だけど3コードでやるブルースもあります。

 

ギタリストはいわゆる3コードのブルースからアドリブを学びはじめることが多いので、質問者様のように「なんだブルースか、よかった」と安堵していたら全然違っていてパニクるということがよくあります。

まずはジャズの形式(テーマ、ソロ回し、トレーディングなど)を覚え、今自分が何をする時間なのかを把握できるようにしましょう。

 

さて問題のソロですが、実はこれ、キーのマイナーペンタ一発で対応できます。

強いていえばいつもチョーキングするところをスライドに変えるといいでしょう。

コードが複雑でもあせらずにキーのマイナーペンタ主体でソロを取りながら、まずは3段目のⅡ-Ⅴ(D-7 G7)に対応できるように練習しましょう。

慣れてきたらⅢ-Ⅵもジャズっぽく弾いてみましょう。

 

以上は形式や記号の話ですが、気持ちの部分ではジャズでも(ジャンルとしての)ブルースでも同じです。

マイルス・デイビスは自叙伝で「心にブルースがないといけない」というようなことを言っています。

 

個人的には、ジャズギターの役割はジャズの楽曲にブルースを加えることだと思っています。

ギターは言うまでもなく最もブルースを表現できる楽器ですからね。

ジャズだからといって構えたり、変にホーンやピアノを意識したソロを目指さず、どんな曲でもブルースを弾くつもりでやればギターらしい味が出せると思います。

 

ちなみに、こちらのアルバム

Workout

Workout

 

Greasin Easyという楽曲はジャズ形式のブルースですが、ギターのグラント・グリーンはマイナーペンタ一発で弾いています。

チェックしてみてください。

yahatakensuke.com

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