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ギターのピッキング(カッティング)で「手首のスナップ」を使っても曖昧な運動にしかならない

ギターを弾く人なら「手首のスナップ」という言葉を必ず耳にしているはずです。

手首のスナップを効かせたピッキングやカッティングを練習・実践していたり、そういった奏法を教えている人もいるでしょう。

僕自身は「ギタリスト身体論」を書く際、この表現を使うかどうかを熟考し、最終的に使わないことにしました。

レッスンでも「手首のスナップ」という表現は使いません。

なぜかというと、運動の説明としてあまりにも曖昧だからです。

 

そもそも、「スナップ」という言葉が具体的に何を指すのか全くわかりませんし、その「スナップ」を効かせたとき手首および他の部位がどう連動し、最終的にどのような運動が可能となるのかがわかりません。

といっても、僕自身が未熟だからとか研究不足だからわからないのではなく、「手首のスナップ」という運動自体が不確定性が強いのです。

ピッキングのための運動を徹底的に研究していったところ、その不確定性がはっきりしてきたのです。

これは実は当たり前のことで、手首という可動域の広い部位を緩め、その緩みを加速度的に動かしたとき、運動は必ず不確定なものになります。

ざっくり言うと、ぐにゃぐにゃすぎて自分でもどう動かしているのかが掴めないということです。

ただ、それが速くて目視できないのと、なんとなく勢いがついて効果がありそうなのでよしとされているのでしょう。

また、これでできる人は(感覚的に)できるということから、「手首のスナップ」が有効であるとされてきたのだと思われます。

 

ここ最近僕が研究してる、身体操作から生じる運動の必然は、手首のスナップからは絶対に得られません。

なぜなら、手首は可動域が広すぎてどう動くか自分でもわからないからです。

ということは、手首を極力使わない方が運動が明確になると予測できます。

だから、手首を可能なかぎり使わないピッキングフォームを現在開発中です。

 

とはいえ、「手首のスナップ」もできる人はできるものだし(それもかなりの割合でできる)、それなりの効果もあるので否定するつもりはありません。

ただ僕はこの言葉も運動も使いませんし教えません。

いろんな意味で曖昧すぎるからです。

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