須藤凛々花が結婚宣言により起こした革命 りりぽん叩いてる人、こないだまでAKBとファン叩いてなかった?

2017年6月17日に開催された第9回AKB48選抜総選挙において、NMB48の須藤凛々花(以下りりぽん)が結婚宣言をし、ファンはもちろん、マスコミ、芸能界、ネット界隈が大騒ぎとなりました。

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現時点で丸二日経ちましたが、この騒動はまさしく革命であったと改めて感じます。

何が革命かというと、りりぽんが叩かれることによってAKBのシステムとファンのあり方を国民が是とする空気ができたことです

 

りりぽんへの批判を要約すると、

 

1「先輩たちが築き上げてきたAKBそのものをぶち壊した」

2「ファンの気持ちをないがしろにした」

 

この二点でしょう。

確かに彼女はこのふたつをブチ壊しました。

しかし冷静に考えてみましょう。

AKBというグループそのもの(恋愛禁止、特典付きCD、ファンとの近すぎる距離)やファンのあり方(一人で大量のCDを購入、疑似恋愛等)って、そもそもそれ自体が最大の批判の対象ではなかったのかと。

2017年でこそそうした批判は下火となっていましたが、AKBに守るべき伝統や規範があり、選挙に大金を投じ身を削るファンに報いがあるべきだという論調は、一般にもマスコミにも全くありませんでした。

それが…

今回の結婚騒動で180度風向きが変わり、ついこないだまで非難されていたAKBのシステムは「守るべきルール」であり、気持ち悪いと白眼視されてきたファンは「頑張っている、報われるべき存在」だと自動的に認識されました。

それも当然です。

なぜなら、そう認識しなければりりぽん叩きは論理的に破綻してしまうからです。

AKBにも守るべきルールがある、先輩から受け継いできた伝統がある、ファンは頑張っている、彼らの努力は報われるべきである……という論理が前提にあってはじめてそれを破ったりりぽんを叩くことができるからです。

りりぽんはたった数分のスピーチで、日本国民のもつAKBやファンへのネガティヴな意識を完全に転換させることに成功したのです。

これを革命と言わずして何と言うのでしょうか?

 

つい昨年まで、総選挙の直後には、大量のCDがゴミ捨て場に捨てられていることやファンの借金が話題になったり、識者の「特典付きCD批判」や音楽ファンの嘆きの声が聞こえてきました。

しかし今年2017年はどうでしょう?

AKBやファンへの同情や励ましの声が多いのではないかと感じます。

あの前田敦子でさえ「私のことは嫌いでもAKB48のことは嫌いにならないでください」と、ただ懇願することしかできませんでした。

しかしりりぽんは、日本国民のAKBへの意識をたった数分のスピーチで完全に変えてしまったのです。

もちろん、偶然ではあるのでしょうが。

 

今回の件でりりぽんを叩いている人は、一度立ち止まってよく考えてみてください。

数年前までは「一人で大量のCDを買うなんておかしい」「アイドルに会いにいくなんて気持ち悪い」「握手券や投票権目的にCDを買うのは間違っている」と、AKBやファンを批判的に見ていませんでしたか?

もし今回のりりぽん騒動で「ルールはルール」「ファンの気持ちを考えて」とちょっとでも思ったとしたら、それはあなたがAKBにも歴史や規範がありそれらは守られるべきであること、ファンはアイドルのために努力しておりそれが報われるべきことであると認識していることになります。

もちろん、それはそれで自分がOKならいいんですが。

 

りりぽんのことを「グループ全体のイメージを悪くした張本人、責任取れ!」と叩いている人は、むしろ感謝するべきでしょう。

既にご説明した通り、彼女のおかげでAKBとそのファンを是とする空気ができたのですから。

 

最後に、文字通り人生を危険にさらし、一大革命をたった数分のスピーチで完遂したりりぽんは最高にロックだ感じたので、田野ちゃん、ゆかるんの次に3推しに昇格したことをここにご報告させていただきます。

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