承認欲求についての私的考察 7 いつも何かを乗り越えようとする人は、自ら自分の前に立ちはだかる何かを作り出している

承認欲求の強い人は、創作において自分が与えようとする前に報酬を欲しがるから空回りするということを述べてきました。

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もう一つ、承認欲求の強い人の特徴は、ひたすら何かを乗り越えようとすることです。

「乗り越える」ためには、自分の前に立ちはだかる何かが必要となります。

本来は、何かが自分の前に立ちはだかったとき、それを乗り越えようと苦心します。

しかし承認欲求の強い人は、「乗り越える」という作業をするために、自分の前に立ちはだかる何かを自ら探す(作り出す)傾向があります。

例えば、すでにファンもいて社会的にも認められているのに、なぜかアンチの事ばかり気にする人がいます。

そういった人は、乗り越えたいという欲求が強いのでしょう。

ファンや自分を認めてくれる人たちは、彼の中ではすでに乗り越えた対象なので、興味がわきません。

そして、いつまでも自分を認めないアンチのことばかり気にして、彼らに自分を認めさせようと躍起になってしまいます。

そうした態度を表に出すことで、せっかくのファンも「自分たちのことを見てくれていない」と引いてしまい、去っていく人もいるでしょう。

もちろん、アンチはアンチで何をやっても絶対に認めようとしないので、いつまでも状況は好転しません。

問題の根源は、アンチが存在することではなく、それらを乗り越えようとする自分の承認欲求です。

こうしていつまでも「乗り越えよう」とする人は、おそらく親との関係性に何らかの問題があったのでしょう。

ここはデリケートなポイントだし、僕もちゃんと勉強したわけではないので言及は控えます。

創作や活動において、何かを乗り越える事は、個人的目標としては有意義なのかもしれません。

しかし、それは他人からしてみればどうでもいいことだったりします。

人からすれば「あんた個人の問題はどうでもいいから、さっさと自分を楽しませてほしい、役に立つことを教えてほしい」としか思えないはずです。

 

常に自分の前に立ちはだかる何かを感じ、いつもそれを乗り越えようとしている人は、いちど立ち止まって自分の中にある承認欲求を確認してみましょう。

立ちはだかる何かは、実は自分の心が作り出している幻想だったということに気づけるかもしれません。

それが分かれば、自分を本当に必要としてくれる誰かに向かって発信できるようになるでしょう。

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