承認欲求についての私的考察 4 ギブとテイクの順序を正そう

承認欲求とは、ギブの前にテイクが強く出ている状態であるともいえます。

そして、その状態では人は自分を承認してくれませんし、承認されないことでさらに承認欲求が強くなり、さらにテイクが強く出てしまうという悪循環が起こります。

それを正すためには、ギブとテイクの順番を見直すことが必要です。

 

例えば、ライブをするとします。

そのライブにあたって、『◯人ぐらいの動員は欲しいよね』と考えるとします。

ミュージシャンならそういったことを気にするのは当たり前ですが、これはギブかテイクかでいうとテイクにあたります。

つまり、ライブにあたってお客さんに何を与えるかよりも、自分たちが何をもらえるかの方を先に考えていることになります。

仮に、予測した通りの動員数が確保できれば、本番前に承認欲求が満たされライブも気持ちのこもったものになるのでしょうが、予測を下回る動員数であればなかなかモチベーションも上がらないまま本番を迎えるでしょう。

動員が思ったように伸びず『チェッ、こんだけしかいねーのかよ』と、くさくさした気持ちでライブをやった事のある人は、かなり多いでしょう。

当然、そんな気持ちでライブをやってもお客さんが楽しめるわけはありません。

だから、せっかく来てくれた少数のお客さんがさらに減り、承認欲求が満たされずさらにくさくさした気持ちになり、またさらにお客さんが減るという悪循環が起こります。

これを断ち切るためにギブとテイクの順番を正して、まず来てくれた人を楽しませるようにします。

ライブの動員が予想の半分だろうが10分の1だろうが、自分たちのために来てくれた人をまず全力で楽しませる(ギブ)ことができれば、おそらく後日何らかの形でテイクもできるはずです。

これがギブとテイクの正しい順序です。

その他あらゆる場面において、自分(達)が与える前に欲していないかをチェックしてみましょう。

音源制作にあたって、リスナーを楽しませる前にリクープ(資金回収)の事ばかり考えていないか? 

動画制作にあたって、視聴回数やイイネがいくつ付くかばかりを気にしていないか? 

そういった事は全てテイクであり、それが前面に出ているとすれば自分の中に強い承認欲求があって、その承認欲求に従って自分が動いているということになります。

何度でも言いますが、承認欲求が前面に出ている人を他者や社会は承認しません。

ですから、まず自分が与えるべきであるということを再確認しましょう。

 

アーティスト活動ができる方は、与えるものを既に持っているということです。

そして、価値のあるものを与えられる人には必ず何らかの見返りが発生します。

その見返りが足りないと感じるのなら、自分の与えたものが足りなかったと考えてほぼ間違いありません。

そうして改めてギブを見直していくことで、より大きなテイクが得られるようになると僕は考えます。

 

このように、まず自分が与えるということを念頭に置いて活動すれば、リアクションは少しずつ変わっていくはずです。

リアクションが変われば、自分の中の承認欲求も少しずつ明らかになり、それを消していくことも可能になります。

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