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演奏活動をしながらフォームの矯正は不可能です

何度か言っていると思いますが、改めて、演奏活動や音楽活動をしながら演奏フォームを矯正したり改善させたりする事は不可能です。

なぜなら、フォームの改善とは、ある一点の関節や筋肉の使い方を改善するだけでなく、腕全体、姿勢全体、そして意識に至るまで全てを新しく作り変える事だからです。

 

例えば、親指の使い方を変えるとします。

その時、親指の使い方さえ良くなればフォームの改善は成功すると思いますが、フォームのある点を変えると、連鎖的にすべてに変化が起こります。

例えばギターなら、親指の使い方を変えれば、今度は人差し指に違和感を発見することになるはずです。

そして新しい親指の使い方に則した新しい人差し指の使い方が必要となります。

親指と人差し指の感覚が変わると、連鎖的に薬指から小指の感覚も変わり、当然それらを扱っている前腕の筋肉もいつもと違う感じになってきます。

前腕の感覚が変われば上腕や肩などもやはり感覚が変わってきます。

その違和感に何とか対応しようと、自然と姿勢も変わってきます。

 

さらに、そういった感覚の変化に最初は脳がついていかないので、タイム感やアタック感、イメージした音と出ている音とのギャップなどにしばらくは苦しみます。

 

親指の使い方、角度といった一点を改善しようとするだけで、連鎖的にこれだけの変化が現れます。

もちろん、その変化を定着させていくまでには時間がかかりますし、その間ははっきりいってまともに弾けません。

よく「フォームを変えるといっぺん下手になる」と言われるのは、そういうことです。

演奏活動をまともに行うという事は、上記の変化の兆しを一旦完全無視して演奏に取り組まないといけません。

もちろんそれをするとせっかくの変化がまた元に戻ってしまいます。

そこからまたフォームを変えていき、そして演奏活動で元の弾き方に戻し、またフォームを変えるということをいくらやっても根本的には解決できません。

ですので、フォームを完全に強制させるためには、演奏活動を一旦全て止める必要があると僕は考えます。

これは、実際に演奏活動をしながらフォームの矯正を行った時と、音楽活動を全てやめてフォームの矯正を行った時とを比べて言っています。

演奏活動をしながらフォームの矯正をしていたときは、はっきりいってほとんど何も変わりませんでした。

 

とは言え、演奏活動を全てやめるという決断はなかなかできるものではありません。

しかし、実際にやめてみて、やめないとできないことを試してみると今まで見えなかったことが見えてきて結構面白いです。

中には頭の硬いライブ至上主義の人がいて、ライブやめたらミュージシャン終わりだと本気で思っている人もいるようですが…

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