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ギター教室 横浜 八幡謙介ギター教室講師のブログ

ギター講師八幡謙介のギター、音楽感をつづるブログ

コンテンツの無料化に未来があるとは思えない

音楽 日常、その他

昨日の続きです。

k-yahata.hatenablog.com

昨今はコンテンツの無料化が著しく、無料コンテンツを持たない作品やアーティスト、企業などは、時代遅れどころか、何でも金を取ろうとする悪しき存在と思われてしまいます。

そうした流れの中で、僕も様々な形でコンテンツを無料配布したりサービスを無償で提供したりしてきました。

しかし、いくら試行錯誤しても、コンテンツの無料化に未来があるとはどうしても思えなくなってきました。

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無料サービスや無償提供は、そのインパクトの強さと手軽さから人を引きつけ、新規顧客開拓を期待させてくれます。

と同時に、そのインパクトは顧客の心理を根底から揺さぶります。

 

一度でも無料でサービスを受けてしまうと、もう次からお金を払うのが馬鹿らしくなります。

そして、商品やサービスが通常の料金あるいはそれ以下に戻ったとしても、魅力を感じないどころか、なぜだかちょっとだまされたような気になってしまいます。

随分自分勝手だなぁと感じるものの、実はそうさせた原因は、商品やサービスを無料で提供した側にあるのです。

一度でも無料コンテンツや無償サービスを受けると、消費者は次の無料コンテンツ、次の無償サービスをいつまでも辛抱強く待ち続けます。

提供者は、顧客をできるだけ引き留めたいので、また次の無料化を行います。

すると、またそこに消費者が食いつきますが、ひとしきり消費されればまた次の無料待ちに入ってしまいます。

この無限ループから抜けだすためには、コンテンツやサービスの無料化を一切やめるしかないでしょう。

 

無料コンテンツがひしめく現代において、それは非常な痛みを伴う行為です。

僕の場合はかなりの数の小説を無料配布しているのですが、それをやめればもうほとんど手に取ってもらうことすらなくなるでしょう。

そう考えると、仮にダウンロードだけされて読まれていなかったとしても、まだ無料配布している方がましだと思い、無料配布を継続してきました。

実態を伴わないダウンロード数(ダウンロードはされてるけど恐らく読まれていないという意味)を毎月眺めては心を慰めてきました。

その結果は上記でご説明した通り、購買には一切繋がらず、読者の辛抱強い無料待ちを引き起こしただけです。

この先に未来があるとは思いません。

とすれば、痛みを伴う改革、無料コンテンツの廃止に踏み切るしかないでしょう。

といっても、それは本来の状態に戻るだけなのですが…

 

ということで、小説の無料配布はやめることにします。

レッスンでは、無料体験などはかなり前からやめています。

それは、自分のレッスン内容が持つ価値に自信があるからです。

そう考えると、やはり小説にはまだまだ自信がありません。

自信がないから、言い訳として無料配布してきたのかもしれません。

 

無料配布をしないという選択は、自分の作品、商品、サービスに言い訳しないということに他なりません。

それは本来当たり前のことなのですが、コンテンツやサービスの無料化の波に乗ってしまうと、ついその当たり前のことも忘れてしまいそうになります。

良いものを作る、良いサービスをする、そしてそれに見合った対価をいただく。

その当たり前のことにこそ未来があると改めて感じます。

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