活動を一度全部辞めてみるという選択 辞めないと分からないこともたくさんある

御存知のように、僕はかれこれ5、6年音楽活動をしていません。

最低でも丸4年は一度も外でライブやセッションを行っていません(教室でのセッションは別)。

ではこの5、6年は僕にとってブランクなのか、空白なのかというとそうではありません。

むしろ、ライブ中心、セッション中心に活動していた時期よりも充実しています。

今考えると、活動していた時期はインプットが多すぎてほとんど消化できていませんでした。

フォームなども、ここをこうしたいと思っても、目の前のライブをきちんとこなすためには大胆な変革はできず、中途半端な状態でした。

活動を辞めたのは自分からそう決意したのではなく、自然とそういう流れになっていったのですが、今考えれば体や脳から「これ以上入らないよ、だから休んで」とサインは出ていたと思います。

 

で、辞めてみると今までにない発見や認識の転換が次々と起こりました。

このブログや教則本で皆さんが読んでいることは、ほぼ全て音楽活動を辞めてから分かったことです。

たまに僕のことを「相当やってきたからここまで深く書けるんだろう」と言ってくださる方もおられますが、逆です。

もちろん、色々やってきましたが、それらを一度きっぱり辞めたから、より深く掘り下げることができるようになってきたのです。

 

日本人は休まず続けることをある種神聖視しますが、実際にすぱっと辞めてみると、辞めることの大事さが身に沁みて分かりました。

といっても、本当に引退してそこから身を引くということではなく、辞めることで別の視点から再考したり、別の角度から関わってみるという意味ですが。

僕が好きなソニー・ロリンズやマイルス・デイビスもキャリアの中で一度完全に活動を停止していますが、その後復活し、素晴らしい音楽を創り続けています。

自分も辞めてみて、僭越ながら、彼らが活動を停止していたときに見えていたことが、ほんのちょっと分かる気がします。

 

長年活動をしてきて、もやもやしているアーティストは、いっぺん全部辞めてみるのも手だと思います。 

きっと違った景色が見えてくるでしょう。

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