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演奏中の自分の状態全てが”表現”であり、人はその”全体”を観ている

先日、とある演奏動画を観て思わず吹いてしまいました。

なぜなら、プレイヤーの方(イケメン)が思いっきりカメラ目線で演奏していたからです。

それを観て『あー、この人自分がイケメンなの知ってるんだなあ…』と感じ、もう演奏が入ってこなくなりました。

 

と、こういうことを言うと、「そんなことは関係ない、ちゃんと演奏だけ聞けよ」と怒られるかもしれませんが、それはおかしいです。

なぜなら、そのカメラ目線の演出(?)も含めてその人の”表現”だからです。

「ジャズに人が集まらない理由」でも書きましたが、人は五感の全てから何かを感じます。

動画で演奏者が見えていれば、その人の表情やしぐさなどから自動的に何かを感じ、リアクションを起こします。

もっと言えば、背景とか、着ている服、髪型、さらには編集の仕方や動画の画質などからも何かを感じています。

そうした感覚を演者側でコントロールするのが”演出”です。

もちろん、自宅で手軽に撮る場合は演出にも限界がありますが。

 

さて、上記の方は、意識してなのか無意識なのか、おもいっきりカメラ目線でした。

結果として、そういう”演出”となっており、それが視聴者である僕に”表現”として伝わり、その伝わって来た内容が演奏よりも主張が強すぎて思わず<吹いてしまい、それ以上聴けなくなった>という結果を招きました。

演出が違っていたら(カメラ目線じゃなかったら)、演奏を楽しめていたかもしれません。

 

いずれにせよ、僕が聴けなくなったことは、その方を馬鹿にしているとか茶化しているのではなく、その動画の中で採用されている”表現”に自然に反応した結果なのです。

こういったことはよくあります。

音楽をちゃんと聞きたいのに、音楽よりも別の要素がなぜか勝っていて肝心の演奏や歌が入ってこない…とか。

演者側はよくそれを観客のせいにしますが、逆です。

自分の”表現”あるいは”演出”がそうさせているだけです。

だからコンサートや舞台には徹底的に”演出”が入るのでしょう。

観客に一瞬たりとも余計なことを感じさせないように。

逆に、1ミリも演出をしないのがジャズ(特にローカル)です。

 

それにしても、「カメラ目線」って本当に強力ですねえ…。

なんというか、一発で情報が吹き飛んでただただその人の顔が頭いっぱいに広がってしまう感じがします。

TVの演出でNGとされている理由がよくわかりました。

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