八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

ギター講師八幡謙介がギターや音楽について綴るブログ。

楽器管理と湿度計 ふたつの湿度計でこんなに違うの???


八幡謙介ギター教室in横浜

去年か今年の頭あたりから湿度計で部屋の湿度管理をしています。

目的はギターのネックを反らさないため。

ちなみに、ネックは乾燥すると順反り、湿度が高いと逆反りし、僕の部屋では順反りが多いので、湿度計はもっぱら冬場の乾燥度合いを見るためです。 

一般的には湿度40%~50%前後がギターに適切だとされます。

さて、最初に買ったのはTANITAの温湿度計。

TANITAを購入したときはレビューは読みませんでした。

温湿度計・コンディションセンサー | タニタ

しかし、これを1年ほど使っていると、どうも体感と合わないことに気づきました。

湿度計が70%を表示しているのに、それほど不快でもなかったり、まだ50%台なのに妙に乾燥してる気がしたり…

改めてAmazonのレビューを読んでみると、なんとこの湿度計は湿度が5%ほど高めで出てくると書いてありました。

 

そこで今度はレビューで精度が高いと書かれてあったThermo Proというメーカーのものを購入。

Thermopro

Thermoproでは66%なのに、TANITAでは71%で「不快」になってる。

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そして、Thermoproの方が体感に近いです。

今まで「乾燥してるなー」と思っても、TANITAで5%高い数字で出てたのでそんなもんかと気にしていなかったのですが、やっぱり実際に乾燥していたのでしょう。

その証拠に、ネックがもう順ぞりしてました。

しかし、Thermoproに変え、そちらで湿度を調節していくと、なんと順ぞりが少し戻りました。

戻らないギターもありますが。

 

いやー、湿度計ってどれも同じじゃないんですね……

とりあえず、TANITAはやめときましょう。

他の製品は知りませんが。

どれも千円ぐらいで買えるので、複数買って一番信用できるのを楽器用に使うといいかと思います。