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ギター教室 横浜 八幡謙介ギター教室講師のブログ

ギター講師八幡謙介のギター、音楽感をつづるブログ

ハーモニーの機能の中にジャンルを探すのは間違いの元

時々、非ジャズギタリストが「○○のコードで△△のスケール弾いたらジャズになる」みたいなことをいっているのを見かけます。

そういうのを見ると僕は『やべーな、こいつ…』と感じます。

なぜかというと、ジャズというジャンルがハーモニーの機能から生まれていると勘違いしているからです。

 

ジャズをジャズたらしめているのは、ハーモニーではありません。

リズムです。

これは他の音楽も同様です。

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例えば、パワーコードを弾けば即ロックになると思いますか?

テンションを入れて16でカッティングすれば即ファンクになりますか?

そんなことはないですよね。

もちろん、それらはロックやファンクの要素ではあります。

しかし、一部にすぎません。

ロックをロックたらしめているもの、ファンクをファンクたらしめているものも、やはりリズムです。

もっと言えばグルーヴであり、さらに突き詰めれば匂いです。

グルーヴはしているのにロックの匂いがなぜかしない、というバンドは山ほどあります。

弾けているのにジャズの匂いがしないジャズミュージシャンもいっぱいいます。

 

まあそういったことは主観的でもあるし、捉えるのが難しいのですが、ひとまずハーモニーの機能の中にジャンルを見出す行為はやめておきましょう。

とくに、ロックフュージョン系の人がジャズをちょこっと勉強する場合、「このハーモニーがジャズだ!」と勘違いする人が多いようです。

きちんとわかっている人は「どうせ俺はエセだよ、でもちょっとだけジャズテイストが欲しいんだ」と必ず言います。

わかってない人ほど「こうすればジャズになる!」と断言します。

そして、シャッフルみたいな跳ね方でバップスケールをテケテケと……

 

あるジャンルに本気で取り組むなら、その音楽が最も輝いていた時期の音源を徹底的に聞き込み、グルーブはもちろん、匂いまでかぎ取る必要があります。

そこまでやる気がないか、あるいはそういったことが分からない人は、手っ取り早くハーモニーに逃げるのでしょう。

その方が簡単だし、ある種客観的でもあるからです。

しかし、どれだけハーモニーを巧みに操れても、なかなかそのジャンルには到達できません。

なぜなら、本質はもっと奥にあるからです。

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