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どんなジャンルも方法論ではつくれない

音楽の教則本やレッスンなどでは、「○○すれば△△(というジャンル)になるよ」といったことがよく言われます。

僕もそういったことをたくさん習ってきました。

例えば、

 

パワーコードを使うとロックになる

セブンスコードにテンションを入れるとジャズになる

16分音符を入れるとファンクになる

 

などなど。

ある程度経験のある人なら、こういった文句に首を傾げるでしょう。

あるいは、言われた言われたwと苦笑いするでしょう。

なぜなら、経験がある人ならパワーコードを弾くだけではロックにならない、セブンスにテンションを入れてもジャズにならないということを知っているからです。

こういった方法論は、比較的ジャズに対してよく言われます。

なぜかというと、ロックはまだ掴みやすいけど、ジャズに関しては相当訓練しないと中身が掴めないからです。

だから記号を扱った方法論に逃げるのでしょう。

 

もちろん、セブンスにテンションを入れたり、クロマチック(半音階)を使ったりすると、表面的にはジャズっぽくはなります。

しかし、ジャズにはなりません。

分かりにくいならロックで考えてみましょう。

プレイヤーがロックの表現を完璧に身につけているのに、どうしてもロックに聞こえないという演奏を一度くらい聞いたことがあるはずです。

それと同じです。

ロックに聞こえない、ジャズに聞こえない、というのは、方法論は熟知しているけど中身が足りていないのです。

ではその中身は?

そこは言葉で表現できるものではありません。

最終的にはそれぞれが掴み取らないといけないものです。

しかも、プレイとして掴むのはめちゃくちゃ難しいのに、オーディエンスは中身があるかどうかを一発で嗅ぎ分けます(ミュージシャンでなくても)。

なんの罰ゲームだよwと。

まあ、そんな風に中身を掴むことが難しいから方法論に走るのでしょう…

 

これから音楽をやる人が、とっかかりとして方法論を学ぶのはいいとしましょう。

しかし、教える立場の人が「こうすればこのジャンルになるよ」とお気楽なことを言うのは勘弁してほしいです。

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