八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

ギター講師八幡謙介がギターや音楽について綴るブログ。

ギターのネックにとって湿気より乾燥の方がヤバいような気がする


八幡謙介ギター教室in横浜

ギターをやっている人は、とかく湿気に敏感で、梅雨から夏のこの時期はピリピリしてしまいます。

確かに、湿気の多い時期のギターって音が締まらないし、冬の方がいい音しますよね。

でも、ネックにとっては湿気よりも乾燥の方がヤバいような気がします。

 

恥ずかしながら最近知ったのですが、ネックの順反り(中心がくぼんでいく反り方)は乾燥で起きるそうです。

湿気では逆反り(中心が盛り上がる)。

で、少なくとも僕は圧倒的に順反りが多いです。

ということは、乾燥のダメージの方が大きいということではないかと。

 

で、ちょっと考えてみたんですが、仮に海外で製造されたギターでも、日本で販売されている以上、日本で最終的に調整されていますよね。

てことは、つまり湿度の高い日本の気候に合わせた状態(夏でも逆反りしにくい)で売られているわけです。

だから、日本で買ったギターなら湿度には最初から強いのではないかなと。

…ちょっと強引でしょうか?

でも僕は日本で自分のギターが逆反りしたことがないんですよねえ。

アメリカではときどき逆反りしたような気がする。

 

で、日本で買い、日本で使ってるギターなら湿度にはめっぽう強いけど、乾燥にはわりと弱いので、すぐ順反りするのかなーと。

そう考えると色々しっくりくることが多いです。

ということで、個人的には今後、ギターのために湿気より乾燥対策をしていこうかなと思います。

特に僕の部屋は冬場ほっとくと湿度が30%切るので。

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