就活用に演奏、創作する人はもはやアーティストではない

残念ながら、大多数のアーティストは、就活用に演奏や創作を行っています。

僕はそういったアーティストが大嫌いです。

「就活用」というのは、自分の演奏が業界の誰かの耳に入ったときに、うまいこと仕事につながるように、下手に聞こえないよう、仕事ができるプレイヤーに見えるよう、イタいやつに見えないよう、使ってみようかなと思ってもらえるよう無難に演奏し、創作することです。

僕はこういう人をアーティストだとは思いません。

就活用の演奏は、必ず無難なところに着地します。

その分、聞きやすさや安定感は出るでしょうが、音楽として面白いかというと、全くそうではありません。

業界受けはするかもしれないし、同業者は使ってみようと思うかもしれません。

しかし、アーティストとしては尊敬できないし、惹かれることもありません。

また、そういった演奏や作品が歴史に残るということはないでしょうし、そういったアーティスト自体語り継がれることもないと断言できます。

 

僕が思うアーティストとは、ここ一番のチャンスで攻める人です。

これを成功させれば絶対に今後につながる、という場面で攻めるのか、守りに入るのか……というところで、躊躇なく攻めの選択ができる人がアーティストなのではないでしょうか。

あるいは、仕事も技術も安定期に入ったプレイヤーが、あえてそこから新しいフォームを模索する、といった姿勢も”攻め”ですし、そういう人を見ていると「アーティストだなあ」と関心します。

僕自身も、大事なときほど攻めてきたと自信を持って言えます。

ギタリスト身体論シリーズ然り、フリージャズをやっていたことも然り、ブログでのジャズ批判などもそうです。

無難なことをやって、書いて、してたら今頃誰も見向きもしてくれていないでしょう。

どんなジャンルでも、時々プロよりもアマチュアの方が面白いなと感じるのは、それが何につながるかという下心がなく、純粋に今やっていることを楽しんでいるからなのではないかと思います。

プロの能力でそれをやると最高のパフォーマンスになるんですがねえ……

まあ、プロは生活もかかってますからねw

 

という文脈で考えると、マイルスは一切”就活”しない人でしたね。

やはり偉大です。

アニメだと押井守がそうですね。

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